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グラジオラスの育て方 切花 生花にも重宝

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グラジオラスというと「赤」


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繊細な色合いのグラジオラスも人気


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香りグラジオラス、ほのかな香りがする
商品写真=イングの森


グラジオラス(Gladiolus学名:Gladiolus)は、
アヤメ科グラジオラス属、南アフリカ原産の、
園芸品種がたいへん多い球根花です。
別名オランダショウブ、トウショウブともいわれています。
ナガラベソ、ナガラともよぶ地域もあります。

主な種類
・大輪系
ダウニング、マーガレットリアル、ピエロ
・中輪系
ブライトアイス、ジャックゴールド、黄河、
シャレード、白雪姫
・小輪系
エルベ、スゥージ

草丈は60~150㎝くらいで、
とがった葉が、剣のように見えます。
青紫、ピンク、赤、黄色、白、朱色など、
花色は非常に多彩です。

優しい色合いがとても和みます。
切り花や生け花にも映える花です。

夏咲き系は、3~6月植えて6~10月ころ開花、
春咲き系は、11~12月植えて4~5月ころ開花と、
種類によって、植え付け種と開花期が異なります。


グラジオラス育て方 栽培方法

・球根選び
大きく厚みがあり、ずっしりとしたものを選びます。
湿っぽいものや、扁平になったものは避けましょう。

・植え付け
夏咲は3~6月頃に、冬咲きは11~12月頃に植えます。
6号鉢に5~6球を深さ3㎝に植えつけます。

プランター植えでもだいじょうぶですが、
深めの大型コンテナがおすすめです。
深さ5cm、植え付けの間隔は、10~15㎝がよいでしょう。
地植えも同様です。

通気性がよい環境を好みますので、
土は水はけのよいものを使います。
培養土に緩効性の化学肥料を、
少量混ぜたものを用意します。
背の高い品種でも、鉢植えをすることは可能です。

・置き場所
日がよく当たる屋外で育てます。
背丈が高いため、風で倒れないように気を配ります。

・水やり
土が乾いたら、たっぷりと与えます。
花に直接水をかけないようにしましょう。

・支柱立て
6~7月頃、つぼみがついてきたら
支柱を立てて、つぼみのすぐ下あたりを
軽く固定してあげます。

・掘り上げ
10~11月頃花が終わったら、すぐに花茎を切り取ります。
葉が黄色になってきた頃が、掘り上げのタイミングです。
掘り上げたら、2~3日陰干しにします。
古い球根、根、葉は取り除いて新球を網袋に入れ、
涼しい場所で保管しましょう。

・肥料
元肥として、緩効性化学肥料を使います。
窒素の与えすぎには避けます。

・増やし方
新球の下部のまわりにある、
木子を使って増やすことができます。
鉢植えの木子は大きく育ちません。
プランターや鉢に、3㎝の深さと間隔に植え付けます。
水やりと肥料を施して、1年くらいじっくりと育てましょう。

・病害虫
アブラムシ対策に、オルトラン粒剤を、
定期的に散布します。
ハダニ対策には、殺ハダニ剤を使います。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりがよく排水性の良い土で育てる
・倒れやすいので支柱で保護する
・花後に、球根を掘り上げ涼しい場所で保管する

>>グラジオラスの球根を各種みてみる