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ダイアンサスの育て方|梅雨や花後に切り戻し剪定を

DianthusA.jpg
ナデシコ系統のダイアンサス


ダイアンサス(Dianthus、Pink、学名:Dianthus ssp)は、
ナデシコ科ダイアンサス属、
中国、ヨーロッパ、日本が原産の、
春まき一年草または耐寒性常緑多年草です。
別名セキチク、ビジョナデシコ、ヒゲナデシコ、
などとも呼ばれています。

カーネーション以外のダイアンサス属を、
総称してダイアンサスとよびます。

主な種類
・ガーデンカーネーション
・カラーマジシャン
・セキチク
・初恋
・カワラナデシコ
・花はな
・タツナデシコ
・ヒメナデシコ
・フォトン
・テルスター
・ノベルナクラウン

変化に富んだ、バラエティーにあふれた花で、
世界各地に約300種が分布しているとも、
いわれています。
園芸品種はさらに多く、
古くから観賞用として愛されてきました。

草丈は15~60cmくらいに育ち、
こんもりと茂る株に、
可憐な花をたくさん咲かせます。
花色は、ピンク系を中心に、
白、赤、薄紫、黄、褐色など、
色彩も数多くあります。

鉢植えのほか、コンテナや花壇などでも適しています。
高性種は、切り花としても楽しめます。
四季咲きも多く、花が長く咲くので人気があります。
なんといっても、花が可愛いだけではく、
甘い香りが、気持ちを和ませてくれるのが魅力です。

苗の植え付けは3月~4月が適期で、
開花期は4~8月ころです。


DianthusB.jpg
ダイアンサスの種類は豊富


ダイアンサス育て方 栽培方法

・苗選び
早春にポット苗を求めます。
節が詰まった、がっちりしたものを、
選ぶようにし、葉色が鮮やかで、
下の葉が枯れてないものがよいでしょう。

・植え付け
ダイアンサスの苗は、3~4月に植え付けます。
根鉢はくずさずに、ポットから苗を静かにぬき、
水はけのよい用土に植え付けます。

プランターやコンテナ栽培のほか、
石垣や傾斜地などの乾燥気味のところでも、
よく育ちます。
種類によっては、草丈や株の形も異なりますので、
特性を生かして楽しみましょう。

・置き場所
ダイアンサスは、日光が当たる環境が大好きです。
直射日光のよくあたる屋外で、
風通しがよい場所で管理しましょう。

・水やり
鉢土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えます。
梅雨や真夏の気温が高いときは、
水をひんぱんに与えると、
根腐れの原因になりますので、
加減が必要です。

・肥料
ダイアンサスは、とくに生育期と開花期には、
肥料を多く必要とします。
植え付けのときに、元肥として緩効性の化学肥料を混ぜ、
10日に1回の液肥を追肥してあげましょう。

真夏と真冬には、肥料を施さなくてもかまいません。

・増やし方
5~6月上旬に、挿し木をするとよいでしょう。
花芽のついていない、若い芽が挿し芽に向いています。
または、大きな株では、株分けでもよいです。

・病害虫
アブラムシがついたら、
殺虫剤を散布してで駆除します。
風通しが悪く、蒸れた環境は、
灰色かび病の原因になります。

kurukuru.gifPOINT!
・風通しのよい日なたで育てる
・生育期には10日に1回の追肥を行う
・梅雨や花後に切り戻しをする

>>ダイアンサスの苗を見てみる