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カンガルーポーの育て方|株分けで増やせる愛らしい花

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カラフルなカンガルーポー


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カンガルーポーの産毛もかわいい


カンガルーポー(Kangaroo Paw、学名:Anigozanthos)は、
ハエモドルム科アニゴザントス属、
オーストラリアの乾燥地帯が原産の、
半耐寒性常緑多年草です。
別名アニゴザントス、フラビダス、などとも呼ばれています。

草丈は60cm~100cm超におよび、カンガルーの足に似ている、
ユニークな花形をしていると言われています。
花色は、黄、オレンジ、赤、ピンク、白などがあります。

乾いたような質感から、ドライフラワーで、
親しまれる事も多いです。
切り花にして、スターチスなどとシンプルに飾っても、
花のおもしろさと美しさを満喫できるでしょう。

植え替えは4~5月ころがよく、
花の見ごろは5~6月くらいです。


カンガルーポー育て方 栽培方法

・苗選び
カンガルーポーは、春に鉢花が出回ります。
つぼみが多めのもの、葉の色がきれいなもの、
下の葉が枯れてないようなものなどを選びましょう。

・置き場所
4月下旬~5月と9~10月は、よく日光に当てて育てます。
梅雨どきは、雨除けが出来るところにおき、
真夏は風がよく通る、明るめの日陰におきましょう。

寒さに当てると、よくありませんので、
11月以降の寒くなるころからは、室内に移動します。
暖地なら、乾かした状態で、
ベランダに置くなどでも、冬越しが出来るでしょう。

・水やり
カンガルーポーは、乾き気味の方がよいでしょう。
水やりの回数を、少し減らす程度で管理しますが、
水が足らなくなると、株が弱るので気を配ります。

冬を過ごす時には、乾かし気味の環境にします。

・肥料
植え付けまたは植え替えの時に、
穏やかに効く、化学肥料をほどこします。

・植え替え
植え替えは、4~5月ころがよい時期です。
カンガルーポーには、水はけや通気性のよい用土が、
好ましいです。
赤玉土・腐葉土またはピートモス・川砂を、
4:3:3の割合で、配合した土などを用います。

・増やし方
株分けで増やします。
適期は4~5月ころがよいでしょう。
鉢から株を抜き、新しい芽がついている状態になるように、
手作業で分けます。

株分けして植え付けた後は、
乾かさないように世話をしてあげます。
完全に根付くまでは、
明るい日陰に置くのがよいでしょう。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりと風通しのよい場所で育てる
・水切れや過湿にならないように管理する
・花が終わったら花茎の根元からとりのぞく