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観賞用トウガラシの栽培|水やりのタイミングが育て方のコツ

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五色トウガラシ、色の変化が楽しい


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珍しい紫のトウガラシ


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黄色から赤に変化する観賞用トウガラシ


観賞用トウガラシ(Pepper、
学名:Capsicum annuum)は、ナス科トウガラシ属、
熱帯アメリカが原産の、春まき一年草です。
別名ゴシキトウガラシ、などとも呼ばれています。

主な種類
・ゴシキトウガラシ
・コニカル
・スモールハンズ
・パープルアンドレッド

草丈は20~70cmほど、花よりも、
実の色を楽しむ園芸植物です。
クリームから黄、オレンジ、赤、深紅へ変化するものや、
紫から赤に変わるものなどがあり、
色も実の形も、多種多様です。

カラフルな実が、だんだんと変わる様子が、
見ていても美しく楽しいです。
切り花にしてアレンジしたり、
テーブルを彩る、アイテムにも活躍するでしょう。

タネまきは5月におこない、見ごろは7~10月です。


観賞用トウガラシ育て方 栽培方法

・タネまき
タネから育てるときは、5月に作業をします。
箱にタネまき用土を入れ、
すじまきをして、発芽を待ちます。

ある程度温度が必要なので、
気温が低かったら、フレームなどを用いた、
保温が必要です。
本葉が2~3枚になったら、
ポットに鉢上げをして、育てます。

・苗選び
観賞用トウガラシは、
苗から育てた方が、失敗が少ないです。

茎が太くて葉が適度に茂った、
どっしりした感じのもので、
下の葉が、枯れてない苗がよいでしょう。
虫食いや、変色してるものは、
なるべく避けるようにします。

・定植
苗の本葉が6~7枚ころが、定植のタイミングです。
5号鉢なら1株を目安に、植え付けをしましょう。
水はけのよい、肥沃な土に植えます。

市販の野菜専用の培養土などを、
利用するのもよいです。
酸性土を嫌うので、植え付ける前に、
石灰を少しすきこんで、中和しておきましょう。

・置き場所
生育期間中は、日当たりのじゅうぶんな、
場所で栽培します。
過湿を嫌うので、風通しのよい状態にしましょう。
実が熟し始めたころからは、
半日陰や、室内でもかまいません。
ときどき、日光にあてると元気になります。

・水やり
土がしっかりと乾いてから、
水をたっぷりあたえます。
観賞用トウガラシは、
根を浅くはる性質があるので、
水やりのタイミングには、気をつけましょう。

葉がしおれかかったら、
水を欲しがっている状態です。

・肥料
薄めた液体肥料を、
10日ごとに、追肥をします。
実がつきはじめたら、
肥料は、あたえなくてもよいです。

・病害虫
アブラムシやヨトウムシなどの、
害虫が、発生することがあるので、
早い段階で、殺虫剤による駆除が、
よいでしょう。

雨などによる泥はねで、
病気になる事があるので、
置き場所には気を配ります。

kurukuru.gifPOINT!
・酸性を嫌うので用土は石灰で中和してから植える
・実がつくまでは日によく当て追肥をする
・葉の状態と土を見ながら水やりをする

>>観賞用トウガラシの苗を見てみる