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グロリオサの育て方|葉が枯れるまで追肥して栽培

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グロリオサの赤系統


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グロリオサ(ルテア)


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グロリオサ(アフリカーナ)


グロリオサ(Glory Lily、学名:Gloriosa)は、
ユリ科グロリオサ属、
熱帯アジア、アフリカなどが原産の、春植え球根です。
別名ユリグルマ、キツネユリ、ツルユリ、
などとも呼ばれています。

ヤマイモとして誤食した事故もあることから、
誤って口にすることが、起こらないように、
じゅうぶんな管理が必要です。

主な種類
・ロスチャイルディアナ
・ルテア

草丈は50~150cmくらいで、
葉の先が、つる性でからみつきます。
花色は朱赤色、黄色などです.

花がたいへんエキゾチックで、
大人っぽさがあります。
炎が燃え上がるような、
いかにも夏らしさを、感じさせてくれます。
切り花にしたり、鉢花として、
あんどん仕立てにも向いています。

球根は、4~5月に植えて、
6~7月ころに開花を迎えます。


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グロリオサ、トクサ、鳴子ゆりで生花


グロリオサ育て方 栽培方法

・植え付け
4~5月が、球根の植え付けにはよい時期です。
水はけがよく、よく肥えた土を好みます。
市販の球根花向けの培養土や、
配合するなら、赤玉土(小)・腐葉土を、
6:4で混ぜた用土を用います。

・置き場所
グロリオサは、高温多湿と、
よく日の当たる環境を好みます。
外の日当たりのよい場所に置きます。

梅雨の時期は、雨よけをするか、
軒下などが好ましいです。

・水やり
夏はの乾燥させないように気を配り、
水は鉢土の表面が乾いたときに、
たっぷりとあたえるようにします。
過湿になると、球根が腐りやすくなるので、
朝夕の気温が比較的涼しい時間帯に、
水やりをした方がよいです。

秋を迎える頃になったら、
少しずつ水やりをひかえていきます。

・肥料
グロリオサは、肥料をよく吸収します。
5~9月のあいだは、花が終わっても、
週に1回くらいを目安に、液体肥料を追肥しましょう。

・掘り上げ
花が咲き終わり、茎が枯れたころに、
球根を掘り上げます。
掘り上げの適期は、10月のおわり頃がよいでしょう。
グロリオサの球根は、土を落としたら、
ピートモスなどに包んで、春まで保管します。

・病害虫
オルトラン粒剤などの殺虫剤を用いて、
ハダニやアブラムシなどによる被害を防ぎます。

kurukuru.gifPOINT!
・肥沃な土に植えて育てる
・葉が枯れる秋口まで追肥をつづける
・つるを支柱などに誘引する

>>グロリオサの球根を見てみる