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ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア)|花後に切り戻して栽培

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ニオイバンマツリ、色の変化が美しい


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ニオイバンマツリは上品な良い香り


ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア)は、
(Yesterday Today And Tomorrow、
学名:Brunfelsia Australis)、
ナス科ブルンフェルシア属
南アメリカ原産の半耐寒常緑低木です。
別名ブルンフェルシア、アメリカジャスミン、
などとも呼ばれています。

草丈は、30㎝ほどの鉢花のものから、
庭木植えのものは、3mほどにも生長します。
花色は、青紫からだんだん白い花に変化します。
白からうすい黄に、変化する品種もあります。

ジャスミンのような甘い香を放ち、
涼しげでさわやかです。
夜に香りが、つよくなる性質があり、
日中から夜まで、楽しめます。
開花期のピークには、存在感のある上品さを、
感じることが出来るでしょう。

植え付けの時期は、4月中旬~7月上旬で、
花は、4月~7月ころに咲きます。


ニオイバンマツリ育て方 栽培方法

・苗選び
枝葉に勢いがあり、きれいな葉色のものを選びます。
色が濃すぎるものや、下が黄ばんだものは、
避けた方が、よいでしょう。
よく分枝したもの、鉢花では、
つぼみが多めの株が、おすすめです。

・定植
庭に植える場合は、冷たい季節風の、
当たらない場所に、植えつけます。
ニオイバンマツリは、肥沃でかつ、
水もちのよい用土を好みます。

・置き場所
晩秋から春までは、室内の窓辺で栽培します。
5月になったら、屋外に出して、
明るめの日陰に、置きましょう。
真夏の直射日光には、
当てないように、気を配ります。

・水やり
4~9月ころまでは、鉢土の表面が乾く時が、
水やりを、おこなう目安です。
花がよく咲いてるときは、水不足になりがちです。
冬は水をあたえる回数を少なめにして、
乾かし気味にします。

・肥料
ニオイバンマツリの植え替えが済んだら、
元肥として、固形の有機質肥料などを置き肥します。

・剪定
花が咲き終わったら、余分に伸びた枝を切り戻します。
樹勢がつよく、草姿が乱れやすいですが、
強い剪定は、夏までに済ませた方が安心です。

・植え替え
肥沃な用土に植え替えます。
植え替えは、春から初夏にかけての適期に行います。
赤玉土(小)・腐葉土を、
7:3の割合で混ぜた、用土がよいでしょう。

・冬越し
11月ころになったら、室内の窓辺におきます。
最低気温を5℃以上を、保てるように管理します。
葉が落ちても、春になると、
新芽が出てくるので、だいじょうぶです。

東京では、屋外で越冬できます。
暖地では、霜よけの対策をするとよいでしょう。

・増やし方
春から秋までに、挿し木を行います。
切り戻したときの、枝などを用います。
挿し穂を5~7cmくらいにし、清潔な鹿沼土などに挿し、
霧吹きなどで、保湿をしながら発根を待ちましょう。

・病害虫
ハダニやカイガラムシなどの心配がありますが、
葉水などで対応します。

kurukuru.gifPOINT!
・日照不足にならない程度の日光によくあてる
・開花してるときは水切れに注意する
・夏までに切り戻しを済ませる

>>ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア)の苗を見てみる