スポンサードリンク

マーガレットの栽培 高温多湿を避けてじょうぶに

Marguerite300.jpg
マーガレット、愛らしく育てやすい


Margueritewm.jpg
マーガレット、ウォーターメロン、環境で花色に濃淡がでる
C)イングの森


yaezakiMarguerite.jpg
マーガレットの八重咲き種

  
マーガレット(Marguerite、学名:Argyranthemum frutescens)は、
キク科キク属、カナリー諸島原産の宿根草です。
別名モクシュンギク、キダチカミツレなどとも、
呼ばれています。

主な種類
・一重咲き 丈夫な小輪多花性で鉢植え向き
・八重咲き 花もちが長く切り花向き
・丁字咲き 花の中央が盛り上がり八重に
・キバナマーガレット 黄色の花

大株になると、木質化する性質があり、
60~100cmくらいの草丈に育ちます。
春の鉢植えとして、店頭に並びます。
花色は、白がポピュラーですが、
黄色のほか、ピンクの品種が増えてきたようです。

名前からも、おしゃれで清楚な花です。
花色や草丈のバリエーションが増えたので
鉢植えにすると、とてもかわいいです。

マーガレットは、2~6月に店頭に並び、
3~6月、10~11月に花が咲きます。


マーガレット育て方 栽培方法

・苗選び
花と葉が多くついたもの、
色つやのよいものを選びましょう。
下の部分の葉の色が悪いものは、避けましょう。

・植え付け
マーガレットの苗は、出来るだけ早く、
植え付けましょう。
鉢植えには、4.5~5号鉢に、
プランター植えなら、15~20cmの間隔にします。
根鉢を崩さないように、ポットから苗を抜き、
草花用の培養土に緩効性の化学肥料を、
まぜたものに植え付けます。

・置き場所
日光を好みます。高温多湿は苦手です。
真夏だけは、風通しがよい、
明るい日陰がよいでしょう。

・ピンチ
新芽が12cmくらいになったら、
下の4~5枚の葉以外は、
ピンチをして、枝の数を増やして、
ボリュームのある株に育てます。

・水やり
土が乾いたら与えます。
乾燥気味にするのがよいでしょう。

・切り戻し
マーガレットの切り戻しは、
草姿が乱れやすくなる、
9月ころが適しています。

節のすぐ上で切り戻します。
初夏の花が終わってから、
全体を1/3くらいに切り、夏越しさせましょう。

・増やし方
挿し芽で簡単に増やせます。
5~6月中旬、または9月中旬~10月がよいでしょう。
7~8cmに切り、20~30分水揚げします。
赤玉土に挿し、風をさけて半日蔭に置きます。
発根して新芽を確認したら、
3号ポットに植え替えます。

・肥料
マーガレットは、春から秋にかけて、
生育が旺盛です。
窒素系の肥料を控えめにし、
元肥に粒状の緩効性の化学肥料を施します。
追肥には、リン酸の配合が多い、
液体肥料を月に2回ほど与えましょう。

・病害虫
立ち枯れ病にかかりやすいので、
古い土は避け、消毒されている、
新しい用土を使います。
アブラムシやハダニがつきやすいです。
エチカンやオルトランなどの散布で、
駆除しましょう。

kurukuru.gifPOINT!
・日光を好むが高温多湿は苦手
・初夏の花後に切り戻す
・挿し芽で簡単に増やせる