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ブーゲンビレアの育て方|2回開花、栽培のコツ

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ブーゲンビレアの苞葉と花


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ブーゲンビレアは花色も多い


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ブーゲンビレア、18cmの鉢に60cmの樹高
C)花房 楽天市場店


ブーゲンビレア(ブーゲンビリア、Bougainvilleae)は、
トロピカルムードあふれる、熱帯アメリカ原産のつる性花木です。

赤やピンク、オレンジ、黄色、紫、白など、花色も豊富ですが、
花に見えるものは、じつは花を取り巻く葉(苞葉)で、
実際の花は中央の3つの白い部分です。

ブーゲンビレアの花は2回咲き、
開花時期は5~8月頃と、9~10月頃です。
スタンダードにツリー型にしたり、行燈仕立てや、
ハンギングポットから垂らしても楽しめます。


ブーゲンビレア育て方 栽培方法

・苗選び
葉の数が多く緑色が鮮やかで色つやがよい苗を選びます。
花付きが良く、つぼみの数の多いものを選べば、
花を長く楽しむことができます。

・置き場所
南国の花なので、日光をたいへん好みます。
4月下旬~10月は日当たりが良く、
風通しの良い屋外に置きます。

日光不足になると、徒長枝ができて、
花付きが悪くなってしまいます。
寒さに弱いので、霜が降りる前に、
室内の日当たりが良い窓辺へ移します。
5℃以下になると、枯れることがあるので注意します。

・水やり
土が乾いたら水を与えるのが基本ですが、
やや乾かし気味に育てた方が、花付きが良くなります。

花が終わった秋~冬は、徐々に水やりの回数を経らし、
葉が落ちるくらいまで生育を抑えながら管理します。

・花を2回咲かせる
春の開花の後、2~3節を残して丸く刈り込みます。
花芽がつくまでは、水やりも、肥料も控えめにすると、
再び花を咲かせます。

・植え替え
ブーゲンビレアの植え替えは、4月~5月頃に行います。
生育が早く、根詰まりを起こしやすいので、毎年植え替えます。
鉢から株を抜き、古土を落とし、根をほぐします。

水はけのよい培養土を用いて、一回り大きな鉢に植えかえます。
赤玉土(小)7:腐葉土3ぐらいの用土、
または市販の草花用培養土を用いるとよいでしょう。
鉢を大きくしたくないなら、
根を1/3ほど切り詰め、同じ鉢に植え替えます。
たっぷり水やりをして落ち着かせ、
芽が動き出すまで日陰で管理します。

・剪定
ブーゲンビレアの剪定は、
花が終わった8月~9月に行います。
伸びすぎた枝や、混みあっている枝を剪定します。

枝分かれしている部分から、2~3節残して切り戻します。
徒長枝や混みあっている枝は切り落とします。
新梢の伸びが促され、花付きが良くなります。

・挿し木
5月~7月に行います。
新枝の先を10cmぐらい切り取り、
下葉を落として挿し穂を作ります。

しばらく水につけて水揚げをしてから、
鹿沼土、ピートモスなど単一の土に挿します。
根が出たら、水はけの良い培養土を用いて鉢上げします。
翌年は株を大きくすることに専念すれば、
2~3年後に花を咲かせることが出来ます。

・施肥
5月~9月の生育期には、月1回の化成肥料と、
2週間に1回液肥を施します。
窒素肥料が多すぎると、株ばかり大きくなって、
花付きが悪くなることがあるので注意します。

・病虫害
アブラムシやカイガラムシが発生したら、
スミチオンなどの薬剤を散布して防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・日光によく当てる
・花を2回、楽しむことができる
・冬5℃以下の地域では屋内に取り込む

>>ブーゲンビレアの苗を見てみる