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ハゴロモジャスミンの育て方|生長が早く栽培しやすい

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ハゴロモジャスミン、香りが良く愛される


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ハゴロモジャスミン、生長が早い


一般的にジャスミン(Jasmine)は、
モクセイ科のハゴロモジャスミンンのことをさします。

近年は花の香りの良いモクセイ科の植物を、
ジャスミンと総称する場合もあります。

ハゴロモジャスミンは常緑のつる性植物で、
春に強い芳香のある白い花をいっぱい咲かせてくれます。

ハゴロモジャスミンの開花期は1月~5月上旬で、
つぼみは赤く細く、開くと薄い桃色か白で、
たいへんかわいらしく、集まって咲く姿は豪華です。

ジャスミン類の中でも強い香りのする花は、
香水やジャスミン茶の原料として利用されています。


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花も愛らしい


ハゴロモジャスミンン育て方 栽培方法

・苗
園芸店、通販で春と秋に出回ります。
ご近所に木があれば、挿し穂をもらって、
挿し木をしてもつきやすいです。

・用土
水はけが良ければ、市販の培養土でだいじょうぶです。
腐葉土を1~2割混ぜ込むと、さらに良いです。

・置き場所
日当たりが良く、風通しの良い場所で管理します。
春から秋にかけては屋外で育てます。
冬は0℃以上の気温があれば、屋外で越冬できます。

冬に気温が-0℃以下になるところでは、
鉢植えで栽培し冬にベランダなどやや暖かい場所に移すか、
室内に入れます。

ハゴロモジャスミンンは、3℃前後の低温に、
1ヶ月くらい当たることにより花芽が作られるので、
暖か過ぎる部屋は、かえって花芽がつきにくいです。

・水やり
夏は、乾いたらじゅうぶんに与えます。
冬の間は、乾かし気味に育てます。

・ピンチ(摘心)
新芽が伸び出す5月下旬~9月上旬に、
先端の芽を摘心しわき芽を増やします。

摘芯すると、ボリュームのある株になります。
つるが伸びてきたら、支柱やフェンスで誘引します。

・植え替え
5月中旬~7月中旬に行います。
ハゴロモジャスミンンは、生長が早いので、
花が終わった株を3分の1ぐらいに強剪定します。

株を鉢から抜いたら根鉢を崩し古土を落とし、
長い根を3分の1ぐらいに切ります。

水はけのよい培養土に緩効性化成肥料を混ぜ、
一回り大きな鉢に植え替えます。

コンパクトに仕立てたいときは、
同じ大きさの鉢でかまいませんが、
土は新しく入れ替えてあげると元気に育ちます。

・増やし方
挿し芽が容易で簡単につきます。
5月中旬~7月と秋に、伸びた新枝を、
10cmの長さに切り、挿し穂をつくります。
一番上の葉を2枚だけ残して、
下葉を全部取ってしまいます。

しばらくコップなどで水につけて水揚げし、
赤玉土か鹿沼土に挿し、日陰に置いて管理します。

根が出たら、
3号ポットに植え替えます。
その後は生長に応じて、
大きな鉢に植え替えていきます。

・施肥
春と秋に、それぞれ1回ずつ、
緩効性化成肥料を置き肥として与えます。
液肥を定量与えても良いです。

・病虫害
とくに目立つ病害虫はありません。
ハダニやカイガラムシが発生したときは、
薬剤を散布します。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりと風通しのよい場所で育てる
・冬の低温に当てると花芽ができる
・挿し芽で簡単に増やすことができる

>>ハゴロモジャスミンの苗を見てみる