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ダチュラの育て方|花が終わる晩秋に切り戻し剪定を

  • 投稿日:
  • by flower777
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Angel's trumpet a (1).jpg
ダチュラ(エンゼルトランペット)の花


Angel's trumpet.jpg
ダチュラ、大きい花がみごと!


科名:ナス科
形態:落葉低木
英名:Angel's trumpet
学名:Datura mete
原産:南アフリカ、インド
開花:6月下旬~9月

「ダチュラ」と一般的に呼ばれている花には、
一年で枯れてしまうチョウセンアサガオと、
毎年花を咲かせる木立チョウセンアサガオの、
2種類が存在します。

これはかつてキダチチョウセンアサガオ属
(Brugmansia、ブルグマンシア)が、
チョウセンアサガオ属(Datura、ダチュラ)から、
独立していなかったためダチュラと呼ばれているなごりです。

ダチュラは別名エンゼルトランペットと呼ばれるように、
大きなラッパのような花が夕方に咲き、
エキゾチックな香りが広がるのが特徴のひとつです。

・品種
花の色が淡黄色から淡紅色と変化するスアウォレンスをはじめ、
キャンディダ、アウレア、ウェルシコロルなどの種類があります。
花の色もオレンジ、白、黄色など多彩なので楽しめます。 


Angel's trumpet a.jpg
ダチュラの実


ダチュラ育て方 栽培方法

・苗選び
園芸品種が豊富で、花の色によって、
かなり印象が変わります。
自分の好みを熟慮してから選ぶようにします。

・植え付け
気温が暖かくなった4月中旬~5月中旬ごろに、
日当たり、水はけのよく、寒い風があたらない場所を選びます。

冬が越せるか心配な場合は鉢植えを準備し、
生長にあわせて一回り大きな鉢に植え替えをします。
季節は初夏の6月ぐらいが適しています。

根がつくまでの約1ヵ月間は水を十分に与えますが、
根づいた後は普段の水やりは不要です。

・剪定
花が終わる晩秋の頃から枝を切り戻すと、
新しい枝が出て再び花が咲きます。

越冬のため霜が降りる前に枝を切り詰め、
幹だけにしてビニールなどで覆うか、
室内に入れられるよう鉢上げの準備をしておきます。

・増やし方
挿し木で増やすことが可能です。
若い枝を20cmぐらいの長さに切り、下の方の葉を取り除きます。
真夏を避けて6月、9月の季節が適しています。

・施肥
春の成長期のころに、堆肥や粒状化成肥料を与えます。

・病虫害
乾燥しすぎたり、風通しが悪いと
ハダニやアブラムシが発生するので注意します。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・耐寒温度は0℃ぐらいを見安に地植えか鉢植えかを決めます。
・冬は生長が鈍いので、やや乾かしぎみに育てます。
・夏に水不足になるとつぼみが落ちてしまうので注意します。