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ザクロの実がつかない理由は?

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ザクロはザクロ科ザクロ属の落葉果樹です。
日光がよくあたるところが大好きで元気よく生育します。

有機質のたっぷり入った水はけのよい、
適度な湿り気を保てるような土ならなおよいでしょう。

ザクロは自家受粉しますが、
開花期の天候に恵まれない事が多いので、
花の数ほど結実しません。

大ぶりの果実は割れはじめたころが収穫どきです。
フレッシュフルーツとして大胆に赤い果粒を食べたり、
ジュースやシロップや果実酒などに加工しても美味しいです。


■ザクロの実がつかない理由

1.花芽を切り落とした
ザクロの木を剪定したときに、
切り戻しを中心にしてしまうと、
花芽を落とすようなやり方になってしまいます。

充実した新梢の先の部分と、
その次にある2~3芽のわき芽が、
将来の花芽になります。

剪定作業をするときは、
じゃまな枝を間引くようにする要領で行うとよいでしょう。

枝が混みすぎて日陰を作っている場合も、
花芽が付きにくくなるので、
主幹の方にも日光が差し込むように間引きます。

2.窒素肥料の食い過ぎ
ザクロに有機質肥料をほどこすときには、
配合成分に気をつけましょう。

油かすやボカシ肥料などは、
窒素過多になりやすい傾向があり、
木が大きくなるための栄養として取り込まれます。

このため窒素肥料が多いと、
花つきや実つきは悪くなります。

施肥をするときは、リン酸やカリが主体のものを、
あたえるようにするとよいです。

配合比が不安な場合は、
バッドグアノや骨粉が入ってるものを選びましょう。

3.木が若い
ザクロの苗を植え付けて間もないなら、
花は期待できません。

接木苗なら3年くらい、
実生苗や挿し木苗だと5~6年ほどかかります。

いずれにせよ木が充実してくるまで、
じっくり肥培するとよいです。

>>ザクロの分かりやすい育て方はこちらです