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チャイブの育て方 収穫時に株元を残して再収穫

  • 投稿日:
  • by flower777
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チャイブの花は美しい


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チャイブ、収穫のとき


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チャイブの花畑、葉は硬くなってしまう


チャイブ(Allium schoenoprasum、英: Chives)は、
ヨーロッパ原産のネギ属の植物で、
ネギボウズに似たピンクの丸い花を、
5月から7月下旬にかけて咲かせます。

外見はアサツキに似ています。
それもそのはず、アサツキはチャイブの変種なのです。

チャイブとアサツキの違いは、葉はアサツキよりも細いですし、
アサツキは夏に休眠するのに対し、
チャイブは冬にいったん枯れるものの休眠はしません。

ただ、アサツキを近くに植えると交雑して、
雑種ができてしまうので、注意が必要です。

チャイブはネギとニンニクをあわせたような、
独特の香りがするハーブで、
食欲増進作用があります。
カロテンを豊富に含む緑黄色や際で、
西洋料理では、日本のネギのような使われ方をしています。
ネギよりも味はマイルドです。


チャイブ育て方 栽培方法

・苗選び
チャイブはタネからでも栽培できますが、
苗から育てた方が簡単で、うまく育てられます。
苗は5月~6月頃、葉の緑が色鮮やかで、
勢いのあるものを選びます。

・植え付け
苗を購入したら、早めに植えつけます。
根鉢を崩さないようにポットから抜き、
水はけの良い培養土に植えつけます。

赤玉土(小)6:腐葉土3:バーミキュライト1、
または市販の草花用培養土に緩効性化成肥料を3g/Lを、
元肥として混ぜた土を使用します。
4.5号~5号鉢に、プランターなら15~20cm間隔に植えます。

・置き場所
日当たりが良く、風通しの良い屋外が最適ですが、
数時間しか日の当たらない半日陰でも育ちます。
霜が降りる前に軒下に移します。

・水やり
土が乾いたら、たっぷり水を与えます。

・収穫
料理にはチャイブの葉を利用しますが、
花が咲くと硬くなってしまうので、
その前に収穫するか、花を摘み取ってしまいます。

根元から10cmくらい残して切り取ると、
わき芽が伸びて、再び収穫できます。

夏場のネギが育ちにくい時期にも、
薬味としてたいへん重宝します。

・株分け
チャイブの株が大きくなったら、
春(4月~5月)か秋(9月)に株分けをして、
増やすことができます。
手で株を分けでそれぞれ植え替えます。

・施肥
月1回を目安に、緩効性化成肥料を、
追肥として施すと、株が元気に育ちます。

・病虫害
チャイブは丈夫なので、特に病虫害の心配はありません。

・利用方法
チャイブの葉は、ネギのように使用します。
和・洋・中、どの料理とも相性がいいハーブです。
ベークドポテト、ポテトサラダ、スープの浮身、オムレツの具、
ドレッシングソースなどによく合います。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりが良く、風通しの良い屋外が最適
・真夏の暑さに弱いので日除けか移動を
・根元から10cm残して収穫するとわき芽が伸び最収穫できる