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アグラオネマの楽しみ方|大鉢で栽培するとやさしい存在感が

AglaonemaA.jpg
アグラオネマ・コンムタツム


AglaonemaB.jpg
アグラオネマ・ピクタム・トリカラー


アグラオネマ(Aglaonema)は斑点が入った細長い葉が沢山広がり、
明るい日当たりよりも少し暗い所で生き生きとしています。

室内の観葉植物としては、
古くから海外でもファンが多い種類です。

熱帯アジア原産で高温多湿状態を好み、
代表的な「シルバーキング」「シルバークイーン」など、
多くは肉厚の茎が立ち上がり、
葉の模様が違う品種が沢山あります。


アグラオネマ楽しみ方

直径20cm前後の鉢に仕立てて葉を沢山広がらせると、
存在感がある鉢になります。
葉の立ち上がる様子がやわらかで、
よくまとまっていて、優しい印象を受けます。

大きい鉢に仕立てるのは存在感がありますが、
水の管理に注意が必要です。


アグラオネマ育て方 栽培方法

・置き場所
直射日光のあたらない場所に置きますが、
暗すぎる場所だと節と節の間が伸びて姿が乱れます。

また寒さには強くないので、
冬は窓辺のレースのカーテン越しに置き、
夏は窓から離して置くようにします。

室内温度が最低10度はないと株が痛み、
下の葉が黄色くなり落ちてくるので、
部屋の中でも夜の気温低下には気を配ります。

・水やり
多湿を好むので、霧吹きで水をこまめにかけると、
良い状態をキープできます。

特にエアコンが入った室内はかなり乾燥している ので、
気がついた時には霧吹きで水をかけられるよう、
お洒落なスプレーをアグラオネマのそばに置いておきます。

水やりは、鉢に入った土が乾いてから行い、
冬は寒さに負けないよう、
水やりの回数をあけて乾燥ぎみにします。

・仕立てなおし方
アグラオネマは生育が旺盛な観葉植物なので、
2年に1回は植え替えをしないと、
鉢の中が根で一杯になってしまいます。

また株が古くなってくると、
根詰まりを起こしやすくなります。

アグラオネマを植え替える時は、
棒などで古い土を落とし、
赤玉土を主に水はけの良い用土で、
今までよりも一回り大きな鉢に植え替えます。

・挿し木
葉が立ち上がる種類は下の葉が落ちてしまったら、
葉の部分を切り戻して天芽ざしと茎ざしの挿し木をします。

天芽は下の葉を数枚とって、
バーライトだけ、或いはバーミキュライト6:ピートモス4の、
挿し木用土にさします。

茎は2~3節に切って同じさし床にさします。
天芽ざしと茎ざし両方とも根が生えてくるまで、
土が乾かないよう水やりを忘れないように注意します。

根が生え新芽が育ってきたら、
葉がまっすぐになるよう注意して、
3号ポット等に植えつけます。

葉が立ち上がらない種類のアグラオネマは、
下の葉が落ちた所で切り戻し、
天芽ざしの要領で挿し木をします。

実がなった時は熟すのを待ち、
果肉を取って種を採り、まいてもかまいません。

・施肥
生長期に緩効性肥料を1~2回与えます。
日陰でも肥料をやりすぎると、
間伸びしてしまうので注意が必要です。

・病害虫カイガラムシがついたらすぐに取り除きます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・直接日光をさける
・寒さに弱いので、室内の温度を10度以下にしない
・生育が早いので、2年に1度は植え替える

>>アグラオネマの苗を見てみる