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クラッスラの育て方|日陰に強いが太陽光でより元気に

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クラッスラの青い葉も美しい


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クラッスラの花


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クラッスラ・クーペリー


クラッスラは(Crassula)は別名「金のなる木」とも呼ばれています。
新芽の部分に5円玉をのせて、葉を出させてから、
売りに出されたことがきっかけになっています。

南アフリカ原産で、日本でも昔から「花月」として受け入れられ、
矮性種、斑点が入った種類、赤みを帯びた種類等がおなじみです。

姿形は大変多彩ですが、ほとんどが多肉質の葉を持っているので、
観葉植物というよりも多肉植物として楽しまれることも多いようです。


クラッスラ仕立て方

クラッスラは性質が強いので、路地植えにすることも多いです。
花はかわいらしく小さいですが、かたまって沢山咲くので、
花も楽しむことができます。

折角種類も多く変化も楽しめるので、
ミニ観葉にして多くの品種を集める方法もあります。

大鉢にするとボリュームが出ますが、
葉が小さいので小鉢位の方が品が良く、
かわいらしくまとめることができます。


クラッスラ育て方 栽培方法

・置き場所
クラッスラは日陰にも強いですが、太陽光が十分に当たらないと、
色づかなかったり、花が開かなかったりする品種もあるので、
注意が必要です。

気温が低いのは強いので、冬は戸外でも室内でも
霜に当てなければ大丈夫です。
しかし、「花月錦」「紅葉花月」と呼ばれるものは、
寒さに当てないと本来の赤みが出てきません。

真夏の戸外は光を遮る必要があります。

・水やり
クラッスラは鉢の土が乾いてから水を与えます。
葉に水分を含んでいるので、少々の水切れには耐えることができます。

かえって気温が低い時期に同じような水やりをすることが問題で、
かなり乾かし気味の水やりにして下さい。そうしないと
いくら寒さに強くても、冬を越すことができなくなります。

・仕立てなおし方 植え替え
クラッスラは枝の先に葉が沢山つきやすいので、
上手に育てると茎がどんどん太くなり、
良く枝も生長し、全体に大きくなります。

すると鉢とのバランスが悪くなり、
根が詰まってくる可能性があるので、
一回り大きな鉢に植え替えます。

その時は新しい用土に植えるので、
古い土はできるだけ落とし、根も半分ぐらい切り詰めます。

下葉が落ちてしまった時は、天芽ざしで復活させます。

・施肥
夏、生長や葉の色が悪い場合は、
生長期に緩効性化成肥料を与えます。

・病害虫
屋外では、4~5月ごろにアブラムシがつくことがあります。
オルトラン粒剤をまきます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・冬の時期鉢土は乾かしぎみに、水を与えすぎないようにする
・種類によって寒さに当てた方が、葉の色の変化を楽しめる
・日陰にも強いが、太陽光が十分当たるように気をつける