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モンステラの栽培|植え替え、仕立て方のコツ

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C)はなとく

モンステラ(Monstera)は熱帯アメリカ原産で、
大木などによじ登るように大きな葉をつけます。

日本ではアダンソニー(ヒメモンステラ)等、
葉が大きくならない品種を鉢に植え、小さな葉を観葉しています。

穴があいたり、大きく切れ込んだりする葉が多く、
これだけ空間の多い葉は他の観葉植物ではほとんど見当たりません。
斑点が入った品種も出回っています。

現在、モンステラは、プレゼント用や観葉植物店で、
もっとも売れている観葉植物です。


モンステラ仕立て方

モンステラのミニ観葉は、
葉の切れ込みが見ることができないことが多く、
鉢のサイズを大きくして育てていくと、
少しずつ切れ込んできます。

つる性なので、ヘゴ柱仕立てやつり鉢仕立てを見かけますが、
小・中鉢から数本の茎を伸ばし、葉を広げて、
樹形をわかるようにしたものも良く見かけます。

大きく育つデリキオサは、大鉢仕立てにむいています。


モンステラ育て方 栽培方法

・置き場所
モンステラは自生地であたりが薄暗い、
ジャングルの大木に絡んで育っているので、
直射日光は苦手です。
高温多湿を好みます。

暗い場所にずっと置いていても枯れませんが、
間伸びして株の形が乱れるので、
明るい部屋に置く方が無難です。

生長した株は寒さにもかなり強いですが、
冬は部屋に取り込み、太陽光線の弱い季節なので、
明るい窓辺に置いて育てる方が安心できます。

・水やり
乾燥には強い方なので、
冬は鉢の土の表面が乾いてから水を与えると、
失敗をせずに済みます。

生長期は過湿に気をつけて、沢山水を与えます。

葉に元気がない時は葉水を与え、
湿度を高める環境を作ります。


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根詰まりしているときは、植え替えます


・仕立てなおし方挿し木とり木
モンステラは生長したら切り戻して新しい葉を出させ、
鉢に合わせてサイズを維持していきます。

大きく生長させたくない場合は、
挿し木で小さな株を、
作り直すことをお勧めします。

または、形の良い部分をとり木すれば、
あまりサイズを変えずに済みます。

地上の茎や幹から空気中に出る根が伸びている部分を、
水苔で包むと楽にとり木ができます。

下の葉が落ちてくる状態だと根詰まりも考えられるので、
株分けや植え替えをします。

・施肥
間伸びせず、新しい葉が出ていれば、
特に肥料を与える必要はありません。
かえって大きく育ちすぎると株が乱れます。

・病害虫
乾燥するとカイガラムシが発生しやすいのでこすり落とします。
また薬を撒いて防御します。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・植え替え、株分け、切り戻しで育てたい大きさをキープする
・暗い室内では間伸びするので、明るい場所に置く
・越冬温度は品種により5~10℃以上、室内にとりこむ

>>モンステラの苗、鉢植えを見てみる