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プテリスの育て方|寒さに比較的強く栽培しやすい

  • 投稿日:
  • by flower777
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プテリス、繊細な雰囲気が魅力


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プテリス、寄せ植えもステキ


プテリス(Pteris)は日本の自生種、
マツザカシダをはじめとするシダの仲間です。
形が違う2種類の葉が出るクレティカの園芸品種がメインです。

洋ランの株元に植えられることも多く、
斑点が入っている葉や、明るい葉色もよく見かけます。

日本の気候に適していて多湿を好み、寒さにも強いため、
暖かい地方では路地植えもできます。


プテリス仕立て方

細い茎と柔らかい葉が、穏やかで繊細なムードをかもしだします。
和洋を問わず楽しめます。しかしあまり大きく育てると、
根が腐りやすく、特徴も出にくいので、
ミニ観葉から小鉢位がちょうどいいサイズです。

株元に多くの葉が出る特徴を生かし、
他の観葉植物に添えて植えると、鉢に安定感が出ます。


プテリス育て方 栽培方法

・置き場所
直射日光は乾燥しやすく、葉が焼けやすいので避け、
やや日陰になるような場所を探して置きます。

冬は耐陰性もあるので、部屋の中ならどこへ置いても問題がありません。
しかし他の季節より日が弱いので、
暖かい日当たりの良い場所に置くと、株が生き生きと元気に保てます。

・水やり
多湿を好むと言っても、鉢の土がジグジグと湿っていると根が腐ります。
鉢の土の表面が乾いてから水を与えることを基本とします。

葉がチリチリとしてくるようだと水不足ですが、
その時は根が詰まっていないかもチェックします。

普段から水やりをしても元気がない場合は、
葉水を沢山与え、様子をみます。

・仕立てなおし方・枯れてきたら
新芽が増えすぎて葉が密生してくると株元が蒸れやすくなり、
込み合っている場所から枯れてきます。

また、根が詰まっている等の原因で水が切れた環境が続くと、
葉が乾燥しやがてプテリス全体に枯れてきます。

枯れているのが一部なら、その部分を取り除き、
全体に枯れてしまった場合は、思い切って地際まで刈り込みます。

 同時に株を分けたり切り戻して植え替えをし、
根が詰まった状態を直し、新しい芽を出させて回復を待ちます。

明るい日陰に置き、たっぷりの霧水と適度な水やりを続けると、
2週間位で元気になります。

・施肥
ほとんど必要ありませんが、鉢植えは環境が厳しい場合があるので、
その時は2ヶ月に1回位緩効性化成肥料を与えて様子をみます。

・病害虫
高温乾燥の時期にハダニが発生します。
霧水で湿度を高めて、見つけたらすぐに薬剤で処理します。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・鉢の土を過湿にせず、湿度を保つと葉の柔らかさが保てる
・葉先が枯れてしまった時は、根が詰まったか乾燥しすぎたかを疑う
・越冬温度は0℃以上、寒さには強いが直射日光を避ける

>>プテリスの苗や寄せ植えを見てみる