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ブライダルベールの育て方 生長が早いので毎年植え替える

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ブライダルベール、可憐な花


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ブライダルベール、たくさん咲き出すとかわいい


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ブライダルベール、こんもりと仕立てる


ブライダルベールは中南米原産の、
ツユクサ科の植物です。
光沢のある小さな葉がこんもりと茂り、
6月~8月に株を覆うように咲く、
小さな可憐な白い小花が愛されています。

吊鉢にしたてるとたいへん見栄えがします。
寒さに強く丈夫なため、初心者でも栽培しやすいです。


ブライダルベール育て方 栽培方法

・苗選び
葉の色つやがよく、こんもりと茂っている苗を選びます。
できれば、花やつぼみの数も多い方がいいでしょう。

・置き場所
日光不足になると花付きが悪くなり、
茎も間延びしてしまうので、
日当たりのよい場所に置きます。

ただし真夏の直射日光は強すぎて、
葉焼けを起こしてしまうため、
半日陰で、株が蒸れないように、
風通しのよい場所に移動します。
越冬には5℃以上必要です。
霜が降りる季節になったら、
室内に取り入れましょう。

・水やり
土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えます。
吊鉢は乾燥しやすいので、こまめにチェックして、
乾き切らないうちに水やりをします。
冬はやや乾燥気味に栽培し、
土の表面が乾いてから数日後に水を与えます。

・植え替え
ブライダルベールは生育が旺盛で、
根詰まりを起こしやすいので、
できれば毎年植え替えましょう。

3月~4月に植え替えます。
一回り大きな鉢に、新しい用土を用いて植え替えます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:ピートモス1、
または市販の吊鉢用用土に、
緩効性化成肥料を3g/L混ぜ込んで使用します。

大株になりすぎたり、根詰まりで水を吸収しない場合は、
株元を3~4cm残して思い切りよく切り戻し、
古土も1/3落としてしまい、
一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けます。

・切り戻し
ブライダルベールの切り戻しは、5月~9月に行います。
茎が伸びて株姿が乱れてきたら、
全体の形を見ながら丸くなるように伸びた枝を切ります。
切り戻しを行うことにより、
わき芽が出て、全体がこんもりとします。

・挿し芽
ブライダルベールの挿し芽は、
切り戻しした枝を利用するとよいでしょう。
花のつかなかった茎を7~8cmに切り、
下葉を落とします。

10本程度をひとまとめにして、
5号鉢に3か所を目安に挿します。
根付いて枝が伸びてきたら、
何回か刈り込んでいくと、
わき芽が出てこんもりと仕上がります。

・施肥
茎葉をよく伸ばすため、生育期に肥料が必要です。
4月~10月は2カ月に1度、緩効性化成肥料を置肥します。

・病虫害
灰色カビ病が出ることがあるので、
ベンレートの1000倍液を散布して防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・霜が降りる季節になったら、室内に取り入れる
・切り戻しは、5月~9月に行う
・生育が早いので、できれば毎年植え替える