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キンセンカの育て方|冬までに根を充実させて栽培

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キンセンカ(カレンデュラ)、ボリュームがあって鉢、プランターに仕立てやすい


Pot MarigoldB.jpg
キンセンカ、群生させてもきれい


キンセンカ(Pot Marigold、学名:Calendula officinalis)は、
キク科キンセンカ属、地中海沿岸原産の一年草です。
別名ポットマリーゴールド、カレンデュラなどとも
呼ばれています。

一般的に、春咲き一年草として扱います。
宿根草タイプもあり、冬を越すものもあります。

主な種類
・高性種
草丈は70cm超、花径10cm超
・矮性種 デライト、ゼム
草丈20cmくらい

黄色やオレンジの花弁が、タンポポのような咲き方をします。
キンセンカは夜になると、花を閉じる性質があります。
古くから、薬用、食用、仏花として使われてきましたが、
今日では、ハーブとしてたいへん好まれています。

いずれもタネは、9月上旬~中旬にまき、
翌年の3~5月に花が咲きます。


キンセンカ育て方 栽培方法

・タネまき

9月上旬から中旬にかけてタネまきをします。
ピートバンか、タネまき用培養土を入れた平鉢に、
タネをばらまきをします。
タネまき後の覆土は薄くてかまいません。

・植え替え
9月中旬~10月中旬にかけて、
本葉が2~3枚くらいに成長したら、
間引きをしていきます。
本葉が4~5枚くらいに育ってきたら、
4.5~5号鉢に3本植えをします。

プランター植えには、15~20cm間隔で、
植え付けをします。
いずれも、市販の草花用培養土に、
緩効性の化学肥料をまぜたものを用います。

・置き場所
キンセンカは、日当たりのよい屋外で育てます。
寒くなるまでには、しっかりと根をはらせましょう。

・霜よけ
霜が降りやすくなる季節になったら、
霜にあてないように気を配ります。
すだれをつかったり、
軒下などに置くなどして、霜から守ります。

・水やり
乾かし気味にして育てます。
土が十分に乾いてから、たっぷり与えます。

・肥料
元肥のほかには、10月中旬ころに、
化成肥料を置き肥します。
花が咲いている時には、
1週間~10日に1回くらい、
リン酸がメインの液肥を与えましょう。

・病害虫
アブラムシの対策が必要です。
オルトランやエチカンなどの殺虫剤を散布します。

kurukuru.gifPOINT!
・タネまきで容易に育ちます
・寒くなるまでに、しっかりと根をはらせるのがコツ
・アブラムシ対策が必要なことも

>>キンセンカ(カレンデュラ)の苗を見てみる