スポンサードリンク

デージーの育て方|肥料は多めに冬前にしっかり栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
  • カテゴリ:

DaisyA.jpg
デージー、育てやすく愛らしい


blue daisy300.jpg
ブルーデージー、おしゃれな鉢植えに


デージー(Daisy、学名:Bellis perennis)は、
キク科ヒナギク属、ヨーロッパが原産の多年草です。
別名ヒナギク、エンメイギク、チョウメイギク、
などとも呼ばれています。

春のコンテナガーデンのアイテムとして、
パンジーと並ぶ代表的な草花です。
夏の暑さに弱いため、一年草として、
扱われることが一般的です。

主な種類
・マルチフローラ
花径4cmの中輪系
・ポンポネット
花径2cmの極小輪系

草丈が比較的短く10~20cmほどで、
半八重や八重咲きなどがあり、
丸い小菊のような花姿です。
花色は、赤、ピンク、白などが代表的です。

とってもキュートなデージーは、
鉢植えやコンテナ植えにも最適です。
草姿も乱れにくく、寄せ植えでも大活躍します。

タネまきは、8~9月ころに行い、
3~5月ころまで花が咲きます。

DaisyB.jpg
デージー、プランターや花壇にも


デージー育て方 栽培方法

・タネまき
デージーのタネまきの適期は8~9月です。
ピートバンを底面吸水させたものに、ばらまきにします。
発芽には日光が必要なので、
覆土はしませんが、湿らせた新聞を、
かぶせておきます。

発芽したら、新聞を外して、
よく日が当たる場所で育てましょう。

・植え替え
本葉が2~3枚になったころ、間引きをはじめます。
9月中旬~10月にかけて、
本葉が4~5枚になったころが、
植え替えのタイミングです。

寒くなるまえに、根がしっかり張るように育てましょう。
そのためには、植え替えの時期が、
遅れないように気を配ります。

デージーは、酸性土が苦手なので、
培養土には石灰を混ぜましょう。

3号ポットに鉢上げします。
用土は赤玉土(小)・腐葉土・バーミキュライトを、
6:3:1の割合で配合したもの、
または市販の草花用の培養土を用います。
石灰は1リットルにつき、3グラム程度でよいでしょう。

・置き場所
日当たりのよい屋外で管理します。
日光不足になると、育ちが悪くなるばかりではなく、
花まで咲かない事もあります。

寒くなったら、ベランダか軒下に移動して、
風と雨のあたらないところで冬越しさせます。
長雨に当ててしまうと、根腐れの心配があるので、
雨があたらない場所が最適です。

・水やり
土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
冬も水を与えますが、乾燥しない程度に注意します。
春をむかえたら、徐々に水やりの回数を、
増やしていきましょう。

・定植
翌年の春をむかえてから、定植します。
適期は3月ころで、4.5~5号鉢に植え付けます。

プランター植えにする場合は、15cm間隔にしましょう。
大きな花は、鉢植えがきれいです。
小輪系の品種なら、コンテナなどに、
まとめて植えることで、
デージーのかわいらしさを、
引き立たせる事ができるでしょう。

いずれも、植え替え時と同様に、
草花用の培養土に、緩効性の化学肥料を施します。

・肥料
デージーは、肥料を好みます。
植え替えの時と定植の時には、
元肥として緩効性の化学肥料を施しましょう。

春を迎えて、花が咲いてる時期には、
月に1~2回くらい、液肥を追肥してあげます。

・病害虫
アブラムシやヨトウムシがつくことがあります。
対策として、オルトラン粒剤などを株元に散布します。

kurukuru.gifPOINT!
・タネまきは8月~9月、冬前に苗をしっかり育てる
・日光不足にならないよう栽培する

>>デージーのタネと苗を見てみる