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シャコバサボテンの育て方|好みの品種を挿し芽で栽培

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シャコバサボテンの魅惑的な花


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シャコバサボテン、天使の舞


シャコバサボテン(Holiday Cactus、学名:Schlumbergera)は、
サボテン科スクルムベルゲラ属、 
ブラジル原産のサボテン類の宿根草です。
別名クリスマスカクタス、デンマークカスタス、
などとも呼ばれています。

主な種類
・カニバサボテン 1~3月に開花
葉がやや丸めのタイプ
・シャコバサボテン 11~12月に開花
葉の両わきがとがっているタイプ

多肉質の葉先に、花が咲くととてもみごとです。
花色は、ピンク、オレンジ、赤が代表的です。
冬の室内の鉢花として、楽しめるでしょう。

挿し芽や植え替えは4月ころ、
開花は11~12月ころに楽しめます。


シャコバサボテン育て方 栽培方法

・苗選び
少し花が咲きかかっている鉢を選ぶのがよいでしょう。
環境の変化にはデリケートな性質があります。

・置き場所
直射日光が苦手です。
レース越しの日光が当たる窓辺で管理します。
環境を急激に変えるのは、できるだけ避け、
花が咲いてから移動するようにした方が安心です。

シャコバサボテンは、短日植物なので、
花を咲かせるには、夜は明るい場所は避けます。
花芽を付けるために、9月半ばから、
18~8時の時間帯に段ボールなどで遮光し、
25~30日ほど継続してください。

・水やり
週に1~2回の水やりでじゅうぶんです。
乾燥しやすい室内に置いている場合は、
葉水を与えましょう。

・整枝
シャコバサボテンの整枝は、4月に行うのが適しています。
葉はつまんでひねりながら、もぎ取るようにします。
全体の形が、まるくなるように、整枝します。

・増やし方
挿し芽で増やします。
時期は整枝をする4月ころがよいでしょう。
葉を2~3節くらいに分け、鹿沼土などに挿します。
水やりをしながら発根を待ちます。
育ってきたら、鉢上げします。


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シャコバサボテン、ビューティーシャイ


・植え替え
株が大きくなってきたら、植え替えが必要です。
4~5月ころに植え替えをします。

根詰まりを起こすと、株が弱りますので、気を付けます。
鉢から株を抜き、古土を少し落とし、傷んだ根もきります。

ひとまわり大きな鉢に、根が広がるように植えます。
新しい培養土を用いましょう。
早めの植え替えをして、生育を助けてあげると、
美しい花をたくさん咲かせることができます。

・肥料
5~7月の生育期には、緩効性の化成肥料を追肥します。
8月以降は、肥料を与えなくても大丈夫です。

・病害虫
ヨトウムシやナメクジがつきやすいので、
オルトラン粒剤などで駆除します。
水の与えすぎによる根腐れにも、気を配ります。

kurukuru.gifPOINT!
・根詰まり、根腐れに注意する
・整枝して良い形に整える
・挿し芽で増やすことができる

>>シャコバサボテンの苗を見てみる