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ストックの育て方|新しい用土で風通し良く栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
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ストック、良い香りで美しい


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ストックをたくさん植えてもきれい


ストック(Stock、学名:Matthiola)は、
アブラナ科、アラセイトウ属またはマッティオラ属の、 
地中海が原産の多年草であり、
日本では、一年草として扱われることが多いです。

別名アラセイトウ、ガーデンストックなどとも、
呼ばれています。

主な種類
・高性種
・矮性種

一重咲き種よりも、八重咲き種が、
ボリュームのある株に育つ傾向が見られます。
ストック特有の強い芳香は、八重咲き種がより強いです。
花びらが上部から、密集して咲きます。

主に、花壇や切り花に、根強いニーズがあります。
切り花には、八重咲きが人気があります。

鉢植えには、リトルゼムシリーズや、
ワイシリーズなどの、矮性種がよいでしょう。
ガーデンストックは、バラ、ユリ、スミレに劣らず、
芳香を楽しめる草花です。

いずれも、タネまきは8~9月にまき、
翌年の4~5月に花を見ることができます。


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赤紫のストック、寄せ植えにしてみると......


Stock yoseue.jpg
ストックの寄せ植え、チューリップ・キャンディークラブ、
ビオラ、パンジー、ヒューケラ・キャラメルなど


ストック育て方 栽培方法

・タネまき
ストックのタネをまくには、
8~9月ころに行うのがよいでしょう。
平鉢を用い、タネまき用土を入れて、
すじまきにします。

・植え替え
本葉が2枚になる10月ころ、
3号ポットに植え替えます。
水はけがよく、水もちのよい、
新しい培養土を使いましょう。

ストックのタネは、
一重咲きと八重咲きの混合種で、
出回る事が多いようです。
それぞれの特徴を、見極めながら、
分けていきます。

一重咲きは、発芽が遅めで子葉は、
丸く小さいです。
八重咲きは、発芽は早めで子葉は、
楕円形で薄緑で、大きめです。
八重咲きの方が、育てやすいです。

・定植
根がよくはり、成長してきたころ、
11月を目安にに定植します。

鉢植えでは、4.5~5号鉢に、
プランターなら15~20cm間隔にします。
寄せ植えをする場合は、中央に高性種を植え、
周りを矮性種で囲むようにして植えても、楽しめるでしょう。

高性種には、深さのある、
大型コンテナが、適しています。
株が大きくなってきたら、2月中旬~3月中旬ころに、
ひと回り大きな鉢に植え替えるのもよいでしょう。

・置き場所
日光がよく当たる屋外で管理します。
ストックは、寒さには比較的強いですが、
霜や冷たい風に当てないように、気を配ります。
敷きわらや腐葉土などを敷き、
寒くなったら、軒下などで育てると、
早く花が楽しめます。

・水やり
鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。

・肥料
植え替えの時や定植には、
元肥として緩効性の化学肥料を施します。

・病害虫
アブラムシやアオムシの防除に、
オルトラン粒剤などの薬剤で対応します。
ストックは、病気にかかると花が咲きません。
葉や茎などの色や様子は、
よく観察するようにしましょう。

消毒済みの清潔な土や、
新しい培養土で育てると、予防になります。
立ち枯れ病対策には、
あらかじめオーソサイドを散布します。
菌核病の予防には、
ベンレートで殺菌するのがよいでしょう。

kurukuru.gifPOINT!
・鉢やプランターには草丈が低い品種が合わせやすい
・病害虫にやや弱いので新しい用土で風通し良く育てる
・霜や冷たい風に当てないように、気を配る

>>ストックのタネを見てみる