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イベリスの育て方|長雨を除け乾かし気味に栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
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イベリス、寄せ植えにも人気

イベリス(Candytuft、学名:Iberis)は、
アブラナ科マガリバナ属、
地中海沿岸地方、北アフリカが原産の、
耐寒性多年草または秋まき一年草です。
別名マガリバナ、キャンディタフトなどとも、
呼ばれています。

イベリスは、原産地では自生されており、
寒さに強くじょうぶで育てやすい草花です。 

主な種類
・アマラ
・ウンベラータ
・センペルヴィンレス(トキワナズナ)

草丈は20~30㎝くらいあり、
花茎に1㎝の小さな花をたくさん咲かせます。
花色は、鮮やかなものが多く、
白、赤、紫などがあります。

花壇のふち取りや、鉢植えにすると、
可憐な花が引き立ちます。
こんもりと広がるように咲く草姿も楽しいですし、
配色を工夫してパンジーやムスカリなどと、
寄せ植えで楽しむのもよいでしょう。

タネから育てるには、
9月下旬~10月ころにまき、
4月~6月初めまで開花します。


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イベリス、紫もキレイ


イベリス育て方 栽培方法

・タネまき
秋にタネをまきます。
適期は9月下旬~10月がよいです。
タネまき用の培土にタネをまき、
軽く土をかけて発芽を待ちます。

本葉が出たころ、3号ポットに鉢上げします。
鉢上げに使う用土は、赤玉土・腐葉土・くん炭を、
6:3:1の割合で配合したものを用います。
凍らないような場所で冬越しさせるとよいでしょう。

・定植
冬越ししたポット苗を、
暖かくなる3月になったら植え替えます。
イベリスは移植が苦手なので、
ポット苗から苗を抜くときは、
根鉢をくずさないように行いましょう。

水はけのよい草花用培養土、
または、赤玉土・腐葉土・くん炭を、
6:3:1の割合で配合した、
鉢上げの時と同様の土に植えます。

・置き場所
イベリスは乾燥した環境を好みます。
加湿にならないように、気を配ります。
長雨の当たらない、日当たりのよい軒下、
または、ベランダなどで育てます。
盛夏時は、風通しのよい場所に移動しましょう。

・水やり
鉢土の表面がしっかり乾いてから、
たっぷり水やりをしましょう。
乾かし気味に管理するとよいです。

・肥料
緩効性の化学肥料をほどこします。
窒素成分が多くならないようにしましょう。

kurukuru.gifPOINT!
・植え付けのときは根鉢を崩さないようにする
・乾燥を好むので乾かし気味に栽培する
・生育中はひなたで育てる

>>イベリスの苗を各種見てみる