ガザニアのオレンジは鮮やかで美しい
ガザニアの黄色は元気な彩り
ガザニア（Treasure flower、学名：Gazania）は、
キク科ガザニア属、南アフリカ原産の秋まき一年草または、
半耐寒性常緑多年草です。
別名クンショウギクなどとも呼ばれています。
天気の悪い日には、花を閉じる、日当たりを好む草花です。
主な種類
・小輪系
・大輪系
・八重咲き
花径が7cm前後と大きめです。
草丈は15～40cmほどで、細長い葉の表面は、
くすんだ緑色をしていて、裏側が白く柔毛がついています。
くっきりした鮮やかな花色が多く、
黄色、オレンジ、ベージュ、白、赤、ピンクなど豊富です。
きらびやかな光沢のあるガザニアは、
たいへん丈夫で元気いっぱいに育ちます。
力強さや誇りを、感じられるのではないでしょうか。
落ち込んだ時や気分が沈んだ時には、
花色から元気をもらうことができるでしょう。
タネまきは9月中旬～10月中旬に行い、
開花期は、5～9月と長く楽しめます。
■ガザニアの育て方 栽培方法
・タネまき
ガザニアをタネから育てる場合は、
9月中旬～10月中旬にタネまきをします。
赤玉土とピートモスを同じくらい混ぜた土にまき、
5㎜ほど覆土をします。
本葉が2～3枚出たら、ポットに鉢上げをします。
霜よけをして越冬しをさせましょう。
・苗選び
花色がはっきりしていて、
葉に厚みがあるものがよいでしょう。
株全体がしまっている、
勢いの感じるものがよい苗です。
・定植
冬越しをしたガザニアの苗は、
3月下旬～4月上旬が、定植のタイミングです。
赤玉土・腐葉土・川砂を、5:3:2の比率で配合した土に、
堆肥と緩効性の化成肥料を、混ぜて植え付けましょう。
ガザニアは、コンテナ植えや花壇植えにも適しています。
ロックガーデンに植えても、楽しむことが出来ます。
・置き場所
3月下旬～9月までは、日なたで育てるとよいです。
・水やり
水やりは、控えめで管理し、乾かし気味にしましょう。
・肥料
元肥として、堆肥と緩効性の化成肥料をほどこします。
追肥には、リン酸とカリ分が多めの肥料を、月に1回与えます。
POINT！
・日当たりのよい場所で育てる
・過湿を避け乾かし気味に管理する
・リン酸とカリが多い追肥をおこなう