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シザンサスの育て方|日向で水はけ良く栽培

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シザンサスの紫系


Schizanthus・ピナタス・エンジェルウィンク.jpg
シザンサスのピンクもかわいい


シザンサス(Wiseton Butterfly Flower、
学名:Schizanthus Pinnatus)は、
ナス科シザンサス属、
チリ原産の秋まきの一年草です。
別名コチョウソウ、プアーマンズオーキッド、
バタフライフラワー、などとも呼ばれています。

欧米では人気のある草花で、
「貧乏人のラン」と、皮肉った名前もあります。
日本の気候には、若干適応しにくかったのですが、
近年では、矮性種が身近に出回るようになりました。

草丈は20~50cmほどで、よくわき芽が出て、
株が、大きくりっぱになります。
カラフルな花は、蝶がたくさん群れになって、
いるように見えます。
花色は、ピンク、赤、白、黄、クリーム色、などの、
2~3色になってるものが、多いようです。

ランや蝶々をイメージできる華麗な花が、
こんもりと咲き、豊かな気持ちになれるでしょう。
ベランダやアプローチを、
シザンサスで飾るのもすてきです。
いちどは育ててみたくなる、しゃれた草花です。

タネを9月中旬~10月中旬にまくと、
3~6月ころに花が咲きます。


Schizanthus nae.jpg
シザンサスの苗


シザンサス育て方 栽培方法

・タネまき
秋にタネをまいて、苗を育てておきます。
適期は9月中旬~10月中旬がよいです。
ピートバンや種蒔き培養土などに、
うすめにばらまきをして、軽く土をかけておきます。

本葉が2~3枚ころに育ったら、
3号ポットに、鉢上げをして育てます。

・苗選び
苗または鉢花を求める時は、
葉をよく観察しましょう。

葉の色が鮮やかで、つやのあるものがよく、
茎がふとめで、しっかりしてるものを選ぶようにします。
下の葉が変色してたり、枯れ落ちてるものは、
避けるようにしましょう。

・定植
苗の根がポットの中を、じゅうぶんに回ってきたら、
植え替えの時です。
過湿になりにくい、水はけのよい用土を、
用いるようにします。

スタンド鉢や、ハンギングなど、高い位置に、
鉢を置けるような工夫をすると、
さらに花が目立つでしょう。

・置き場所
シザンサスは、雨が苦手ですが、日なたが大好きです。
風通しのよくて、日光がよく当たる、
ベランダなどがよいでしょう。
霜が降りる11~12月ころからは、
室内や風除室などに、移動させます。

花が咲いている鉢は、日がよく当たる窓辺でもよいです。
室内で管理してる時は、暖房がききすぎないくらいの方が、
シザンサスにとっては、快適です。

・水やり
過湿もよくありませんが、水不足になると、
しおれやすいので、
鉢の表土が、しっかり乾いてから、
水をやりましょう。

・肥料
花が咲いている時は、毎週1回ほど、
通常よりも、うすめた液肥をあたえます。

・病害虫
アブラムシの予防に、株もとに、
オルトラン粒剤などをまいておきます。

kurukuru.gifPOINT!
・風がほどよく通る日なたで育てる
・水はけのよい用土に植える
・寒さや暖房に当てないようにする