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シラユキゲシの育て方|日陰の湿った場所で栽培

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シラユキゲシ、愛らしく元気


Eomecon ChionanthaB.jpg
シラユキゲシ、生命力が強くどんどん増える


シラユキゲシ(学名:Eomecon Chionantha)は、
ケシ科シラユキゲシ属の耐寒性多年草です。
5~6月ころに花の見ごろを迎えます。
別名スノーポピー、などとも呼ばれています。

自生地は、中国東部の山地の樹林内の湿ったところです。
シラユキゲシは、1属1種の山野草です。

地下茎で増殖する性質があります。
根生葉は、心臓形の葉をもち、ふちが波打っています。
1茎に数輪の白花をつけ、草丈は20~30㎝ほどです。

地上部よりも、地下茎が元気な印象を持ちます。
4枚の花びらが、清楚な感じで好まれます。
とてもキュートな容姿に、ついだまされてしまいそうです。
たいへん強健で、地植えをするとどんどん増えます。


シラユキゲシ育て方 栽培方法

・置き場所
半日陰で栽培するとよいでしょう。
シラユキゲシは、落葉樹の下などが最適です。
冬は、日光によく当てて管理をします。

・水やり
鉢土の表土が乾いたら、たっぷりと水をあたえ、
鉢底から流れ出るのを確認します。
冬も鉢土の状態を見ながら、乾いたらあたえます。

・肥料
10日ごとに、1000倍に薄めた液体肥料あたえます。
夏と休眠期には、肥料はあたえなくてもよいです。

・手入れ
シラユキゲシのタネを採らない時は、花がらを摘みます。
枯れた茎葉を取り除いて清潔にします。

・植え付け・植え替え
水はけのよい用土で、そだてるとよいです。
配合土の一例として、桐生砂、赤玉土、エゾ砂を、
6:2:2の割合で配合したものや、
鹿沼土、赤玉土、腐葉土を、
5:3:2の割合ものなどを用います。

植え付けと植え替えは、春の彼岸のころを目安に、
作業をするとよいです。
シラユキゲシは、地下茎の生育が旺盛なので、
鉢植えは、根詰まりを起こしやすいので、
毎年植え替えましょう。

・冬越し
霜に当てたり凍結をしないようにし、
日中は日に当てるようにします。
用土が乾いたら、水をあたえます。

・増やし方
シラユキゲシ株分けで増やします。
植え替え時に、根茎を切り分けます。
株分けが難しい場合は、根伏せをするとよいでしょう。

・病害虫
とくにありません。

kurukuru.gifPOINT!
・日陰の湿ったところを好む
・水はけのよい用土で育てる
・鉢植えは毎年植え替えをする