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オダマキの育て方 日当たりと風通しの良い場所で

  • 投稿日:
  • by flower777
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オダマキ、風情がある


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西洋オダマキ、ダイナミックナ色が多い


オダマキは、キンポウゲ科の植物です。
4月~6月、白い花弁を包むように、
青紫色の花がうつむくように咲き、
茶花としても人気です。

『ハムレット』で、主人公ハムレットの恋人オフィーリアが、
クローディアス王に手渡す花としても有名です。

オダマキは株全体が有毒なので、
口にしないよう注意しましょう。


オダマキ育て方 栽培方法

・タネまき
オダマキのタネまきは、6月と9月頃が適期です。
平鉢に種まき用土を入れて、
種子をばら蒔きし、軽く土をかけます。

水を張った容器に平鉢を漬け、
底穴から水を吸わせる底面吸水を行います。

・植え替え
オダマキの双葉が出たら、植え替えを行います。
太い根をカットして、根を四方に広げるようにして、
3号ポットに1本か、5号の浅鉢に3本を目安に植えます。
太い根を切るのは、細芽を出させるためです。

根腐れを起こしやすいので、
鉢底にごろ土をしき、水はけの良い培養土を用います。
赤玉土(小)7:腐葉土3か、
市販の山野草の用土を用いるとよいでしょう。

・定植
ポット苗を購入してきた場合は、
一回り大きな鉢に植え替えるか、
他の草花と組み合わせてコンテナに寄せ植えにします。

・置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みますが、
暑さに弱いので、夏は半日陰に置きます。

冬になると地上の部分が枯れて、根の状態で冬を越します。
土が凍る地域の場合は、室内に入れましょう。
土が凍らなければ、屋外に置いたままでもかまいません。

・水やり
土が乾いたら水を与えるのが基本です。
3月~10月は1日に1回を目安に。

11月頃から水やりの回数を減らし、
翌年の2月頃までは1週間に1回を目安に水やりをします。

・ふやし方
株分けも出来ますが、オダマキは株が弱りやすく、
株分けは難しいので、種子を採って増やしたほうがよいでしょう。
実から種子を採ったら、すぐに蒔きます。
1週間くらいで発芽するので、
生長に合わせて鉢上げをして育てます。

・施肥
オダマキの生育期には薄い液肥を与えます。
開花中には肥料は与えません。
主根が太ると腐りやすいので、過肥は避けます。

・病虫害
ハダニが発生しやすいので、
水やりのとき、葉の裏にも水をかけて防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・タネまきがいちばん良く増やせる
・日当たりと風通しの良い場所を好むが暑さは苦手
・生育期には薄い液肥を与え、開花中は与えずに