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フクジュソウ(福寿草)の栽培3|正月に開花させたいときは?

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フクジュソウはキンポウゲ科フクジュソウ属の、
太い根茎をもつ多年草です。
古典園芸植物としても需要がたかく、
鉢植えや盆栽などでも親しまれています。

新春にちなんで賀正草や元日草などとも、
よばれることもあります。
鮮やかな色彩を持つ花が特徴で、多数の園芸品種があります。

おもにお正月用に出回るものは、
「福寿海」(ふくじゅかい)という品種です。

このほか、ベージュ、オレンジ、白の花びらをもつものや、
切れ込みが入ったり八重咲きなどの、
美しいものも人気があります。


フクジュソウ正月開花させたいときは?

1.人工的な管理が必要
フクジュソウをお正月に花が咲くようにして流通するものは、
ガラス温室やビニールハウスで、
日照や温度や湿度などを調節して栽培されています。
休眠後の開花をうながすための、
きめ細やかな管理がなされています。

初心者のかたは、つぼみのついた苗や鉢植えを、
求めるのが、おすすめです。
フクジュソウを冬に入手するときは、
つぼみがふくらんだものを、選びましょう。

2.日光に当て用土を適湿に
フクジュソウは気温の下がる、秋から地下部で花芽がつくられます。
温暖な春にそなえて、芽吹きのときを待ちます。
12月ころに入ったら、日光に当てながら、
フレームなどで保温と加湿をします。

霧吹きで湿度をおぎない、寒風から保護します。
水やりは午前中に済ませるようにし、
夜間も冷えないようにするのが大切です。

3.追肥して良い芽を作る
フクジュソウが咲くには、前年度の花が終わってから、
茎葉が枯れ果てるまでの肥培が重要な鍵となります。
根茎が太くてよく伸びていると、よい芽が期待できるでしょう。

>>フクジュソウの詳しい栽培方法へ