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デンファレの育て方 1年中花を咲かせるために

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洋ラン デンファレ ブルーサファイア


Dendrobium phalaenopsis blue3.jpg
デンファレ ブルーサファイアの枝ぶり

Dendrobium phalaenopsis cocoamaina.jpg
デンファレ ミスティーブラック・ココア
以上3点写真と商品=洋蘭生活


デンファレ(Dendrobium phalaenopsis)は、
デンドロビウムのファレノプシス系の花で、
デンドロ+ファレノプシスでデンファレと呼ばれています。

ノビル系のデンドロビウムとの違いは、
デンドロビウムは一度低温に当てないと花芽ができないことに対し、
デンファレは生長期に日光、肥料、水が十分であれば花芽がつくこと、
デンファレのほうが生長期に入るのが1~2ヶ月遅い、などです。

胡蝶蘭のように長く伸びた茎に、花が咲くのが特徴です。
デンファレの開花期は10月~5月と長く、
温度と日光があれば、1年中花を咲かせることもできます。


デンファレ育て方 栽培方法

・苗選び
バルブ(茎)が太く、しっかりしていて、花付きが良いものを選びます。

・置き場所
デンファレは高温多湿を好み、洋ランの中では日光を好むので、
夏でも20~30%くらい遮光する程度でかまいません。

風通しをよくして、高温になる場所に置きます。
最低気温が10℃以下になったら、室内の窓辺に起きます。

最低温度が15~20℃はないと花がつかないので、
夜間は段ボール箱をかぶせて、
その上から毛布をかけるなどして保温に努めます。

・水やり
植え込み材料の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
晴れた日の午前中に水やりをしましょう。

冬の低温時に水を与えすぎると根腐れをおこしやすいので、乾燥気味にします。
新芽が出るまでは、水やりの回数を少なめにして葉水を与えますが、
新芽が出てきたら水はたっぷり与えます。

・植え替え
デンファレの贈答用の鉢は寄せ植えになっていることが多いので、
花が終わる6月頃、花茎だけを切り取って1株ずつにします。
鉢から株を抜いて古い植え込み材料と傷んだ古い根を取り除き、
大株はナイフで切り分けます。

新しい水ゴケで根を包むようにして、植え替えます。
デンファレは、急に大きな鉢に植えると生長が止まることがあるので、
少し小さめの鉢に植え替えます。
株が大きくなったら、2~3年に1度、
根が鉢いっぱいになったら、一回り大きな鉢に植え替えます。

・施肥
春、新芽が伸び始める頃から秋まで、2週間に1回液肥を施し、
緩効性化成肥料を置き肥します。

・病虫害
カイガラムシやハダニがつきやすいので、薬剤を散布して予防します。

kurukuru.gifPOINT!
・温度と日光があれば1年中花を咲かせることができる
・デンファレは水を好むので乾燥させすぎないように注意する
・贈答用のデンファレも育てることができる

>>デンファレの苗を見てみる