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タイム 挿し木

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タイムは、土に接した茎に土を掛けておくだけでも発根します


タイムは、挿し木、株分けで増やせます。
タイムを効率的に増やすには、「挿し木」がよいです。

梅雨時に行った切り戻しの時に出る枝を、
使用するとほぼうまく発根します。


■タイム 挿し木

挿し木ができる時期は、気温20度以上が最適なので、
生長期間であれば、いつでも行えます。
ただし、気温が30度以上にもなる真夏は避けて行います。

挿し木をする時期として最も適しているのは、梅雨時期になります。
春に芽生えて、夏に元気に育ちやすいのです。

気温が20度以上ある日が続けば、
約2週間ほどで発根して鉢上げが可能です。

1.挿し木の準備
梅雨時の切り戻しの時に発生した枝を用いて、挿し木を行います。


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しっかりした枝を5~6センチに切り、そのうち下から2センチほどの葉は、
全て取り除いておきます。これが、「挿し穂」となります。
*このとき切り口は、よく切れるハサミやナイフで斜めに切ります。


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次に挿し穂を1時間ほどコップの水などにつけて水上げします。

また、赤玉土の小粒、バーミキュライト、鹿沼土などを単用した、
鉢を用意して、水であらかじめよく濡らしておきます。

2.挿し木の方法
箸などで細く長い穴を開け、そこに挿し穂を入れていきます。
挿し穂の切り口にものが詰まらないよう挿します。


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挿し穂についた葉と葉が重ならないようにするのがコツです。

3.挿し木の置き場所
暖かいところ(気温20度を保つ場所)で管理します。
明るさは、直射日光の当たらないやや明るい場所が適しています。
また、ときどき、霧吹きを使って、挿し床と葉に水分を補給します。

約10日~14日で発根しますので、発根したら、3号鉢に鉢上げします。
生育するごとに随時日向に慣らし、
鉢増しをして、大きな株へと育てていきます。
*タイムを切らしてしまい、手順写真はローズマリーですが、手順、挿し方は同じです m(_ _)m

■参考
・クリーピングタイムの育て方|収穫しつつ剪定し風通しをよく
・タイムの育て方 挿し芽、株分けなどでどんどん増やせる