スポンサードリンク

ストック 苗の育て方

  • 投稿日:
  • by flower777
  • カテゴリ:

stock (2).jpg
ストック(房総)


ストックはアブラナ科の秋まき一年草です。
和名はアラセイトウと呼ばれています。

属名のマッチオラは、イタリアの医師で植物学者の
マッティオリに由来しています。

南ヨーロッパが原産の植物です。
甘い香りと豊かな花房で人気が高い早春の花です。

古代ギリシャの頃は薬草として栽培されており、
日本には江戸時代前半に渡ってきました。、
大正末期には切り花用の花として栽培されはじめました。


stock (3).jpg
ストックのつぼみ


■ストック 苗の育て方

1.高性種と矮性種を用途に応じて選ぶ
ストックは秋が深まる季節になると、
花がついた苗が店頭に並びはじめます。

切り花に適した枝が出ない品種を高性種、
背丈が30cmぐらいで枝分かれする品種を矮性種と
ストックは大きく分類して2種類あります。

コンテナや花壇に使う種類は矮性種が適しています。
園芸店やホームセンターで販売されているのは、
ほとんどがこの矮性種です。

矮性種をプランターに植える時は、20cm位の間隔で植え付けます。
4号鉢には1株、5号鉢には3株ぐらいが目安です。

*タネまきは、8月中旬から9月中旬に行います。

2.用土と害虫対策
ストックの用土は、水はけがよく有機質に富んだ土を好みます。
市販の草花培養土を利用すると便利です。

ストックはアブラムシが発生しやすいので、
植える土にあらかじめ、オルトラン粒剤を混ぜておくといいでしょう。

3.植え場所、水やり、肥料の注意点
ストックは日当たりのよい場所に置きます。
霜にあたると株が傷んでしまうので、
真冬の12月~2月の時期は、霜よけをつくるか、
軒下に移動して、霜対策を行います。

水やりは与えすぎると根が腐ってしまうので、
土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。

肥料は土の中に緩性化成肥料を置いておけば
普段は何もしなくても大丈夫です。
花が咲く時期に月に2~3回ぐらい、液体肥料を追肥します。

>>ストックのわかりやすい育て方はこちらです