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ストック タネまき栽培のコツ

  • 投稿日:
  • by flower777
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春を感じさせる花


ストックは毎年花を咲かせる多年草の性質を持っています。
しかし日本では秋にタネをまき、春に花が咲いて枯れてしまう、
「秋まき1年草」として扱っているのが一般的です。

花茎が分岐しない無分枝系と枝咲きする分枝系とあり、
タネまきをしてふやすことが可能です。

花色はピンク、赤、白、紅紫、紫などがあります。
一重咲きと八重咲きがありますが、八重咲きにはタネができません。

以前は切り花として親しまれてきましたが、
最近では花壇や鉢花としても利用されています。


stock.jpg
紫のストックも大人っぽくきれいです


■ストック タネまき栽培のコツ

1.目的に応じた品種を選ぶ
店頭に並んでいるストックのタネには、
切り花用の高性種、花檀などにむいている矮性種、
そして最近新しく出てきた中輪の早咲きで、
よく分枝するスプレー系などがあります。

自分がどのような目的でストックを栽培するかを
よく考えてからタネを選びます。

ストックをタネから育てる時に一番気をつけることは、
同じタネ袋の中からタネをまいても、
一重咲きと八重咲きの苗が混じって生えてくるケースがあります。

一重咲きと八重咲きの花の咲き方は、かなり違います。
ボリュームある八重咲きを期待している時は、
一重咲きの苗は違う用途に変えた方が無難です。

2.タネのまき方
ストックの早生種は8月、晩生種は9月~10月が適しています。
風通しのよい日陰で、涼しい環境を整えてタネをまきます。

気温がかなり高い時にタネをまくので、
苗立ち枯れ病が発生しやすくなります。

この病気は用土に雑菌が混ざっている場合にも発生します。
清潔な土を用意するには、市販のタネまき用土を使うの簡単です。

5粒ぐらいを点まきし、軽く土をかぶせ水を与えると、
3日ぐらい経つと発芽します。

3.八重咲きの選別と苗の育て方
大まかな見わけ方として、葉が丸くて小さいものが一重咲き、
双葉がくびれて少し長いものが八重咲きです。
また八重咲きの方が発芽が早いです。

葉の色は淡い色をしているものが一重咲き、
八重咲きは発芽が早く、双葉の色も濃い色としています。

一重咲きと八重咲きの違いをチェックしながら、
苗を間引いて株をを成長させ、1本立ちにします。

タネをまいて1ヶ月以上たって本葉が3枚ぐらいになったタイミングで、
3号ポットに移しかえるようにします。

>>ストックのわかりやすい育て方はこちらです