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シクラメン 夏越しは?

  • 投稿日:
  • by flower777
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Cyclamen (a).jpg
翌年も花を楽しみたいですね


シクラメン(Cyclamen)の開花期は、11月~4月の上旬頃までと、
他の花の彩りの少なくなる時期から咲くため重宝します。

開花期を迎える11月以降~4月までは、明るい室内へ、
4月以降は日なたへ、夏は半日陰の場所で涼しく栽培します。


■シクラメンの夏越し

1.夏越しの方法
シクラメンは、開花期の終了を迎える4月~5月頃は、
雨の当たらない場所にて管理します。この時に日光に良く当て、
緩効性化成肥料を与えながら育てていきます。

6月になったら、風通しの良い明るい半日陰の場所におき、
水を与えながら、育てます。
このまま、9月頃まで育てられれば、夏越しは成功です。

2.夏に葉が枯れてしまったら?
水やりは中止して、鉢植えそのものを乾燥させて管理します。
9月になっても、腐ったりしていなければ、成功です。

3.シクラメンの植え替え
9月の20日頃、お彼岸の季節になりましたら、植え替えを行います。
球根から伸びる太い根にキズが入らないよう、
注意しながら、植え替えていきます。

芽が出るまでの期間は、鉢皿に水を張る、
「腰水」(こしみず)という方法で水を与えます。

葉が展開するようになったら、腰水をやめて、
用土の表面が少し乾いたら、たっぷりと水をあげるようにしてください。


Cyclamen (b).jpg
つぼみができれば、もう安心です


4.花数を増やすには?
たくさんの開花を見るためにはまず、充実した葉が必要です。

10月下旬頃までは、日当たりの良い場所で日光に良く当て、
肥料を与えてください。

球根の中心部分に日光を良く当ててあげると、
より充実した葉が展開しやすくなります。

今ある葉が球根の中心を覆って見えない場合は、
葉組みと呼ばれる作業を行い、球根の中心を出してください。

*葉組みとは、葉を掌でそっと外側に寄せ、
中心に日光を当てて新しい葉やつぼみを育てることです。

11月以降は、室内の日当たりの良い場所に移動します。
このあとも、こまめに葉組みを行っていくと葉の枚数が増えるだけでなく、
真上に育って行きやすくなるので、草姿も整い、
たくさんの開花が見られるようになります。

■参考
・シクラメンの栽培|咲かない、枯れる理由は?
・シクラメンの育て方|葉組みと花寄せをして形を整え栽培