マリーゴールド、オレンジがスタンダード
マリーゴールド、黄色のぽんぽん咲きもかわいい
マリーゴールド ミックス、育てているうちにも混色する
マリーゴールド(marigolds、学名:Tagetes)は、
キク科コウオウソウ属、
メキシコ原産の一年草の草花です。
別名クジャクソウ、センジュウギクなどとも
呼ばれています。
マリア様の黄金の花と呼ぶ地域もあります。
主な種類
・フレンチ種
鉢植えに向いています。
草丈は30~40cmで、花径が3~6cmくらいです。
黄色やオレンジの花が咲きます。
一重咲き、八重咲き、クレスト咲きなど。
・アフリカン種
草丈が長めで、50cm~1m以上のものまであります。
花径も6~12cmでやや大輪で、
菊咲き、カーネーション咲きなどがあります。
花壇や鉢植えなど、主に屋外で栽培されています。
発芽の適温が低い方なので、
少し早めにタネまきをして、
時期をずらして苗を育てる事ができます。
ガーデニングの他、家庭菜園など、、
特にダイコンの線虫の駆除目的に、
一緒に植えても活躍します。
花たちの縁の下の力持ちとして、
コリウスやブルーサルビアなどと、
寄せ植えにしてもよいでしょう。
いずれも、マリーゴールドのタネまきは4月頃に、
6~10月ころまで花が楽しめます。
■マリーゴールドの育て方 栽培方法
・タネまき
タネまきの適期は4月です。
培養土を入れた3号ポットを用意し、
タネを3~4粒ずつまきます。
覆土はさっとかける程度でだいじょうぶです。
間引きをしながら育てます。
・定植
時期は5~6月頃を目安にします。
本葉が8枚くらいになった時が、
定植のタイミングです。
鉢植えには、4.5~5号鉢に植え替えましょう。
プランター植えには、15~20cm間隔に、植え付けます。
いずれも、培養土に緩効性の化学肥料を、
混ぜたものを用いるとよいでしょう。
・置き場所
日当たりのよい屋外で栽培するのが最適です。
梅雨の時期は、長雨に当たらないように、
軒下に移動させてあげるようにしましょう。
・水やり
土が乾いたら、たっぷりと与えます。
・肥料
定植の時の元肥で十分足りるでしょう。
緩効性の化学肥料を施しておきます。
・増やし方
5~7月頃、切り戻した挿し穂で増やします。
マリーゴールドは、赤玉土などに挿せば、
簡単に発根します。
・病害虫
夏の乾燥の時期は、ハダニに要注意です。
対策としては、殺虫剤で防除します。
POINT!
・丈夫な植物、肥料を与えすぎない
・日当たりの良い長雨に当たらない場所に
・花後はこまめに摘みとると花が次々に