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ペチュニアの育て方 わき芽を摘んでボリュームを

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サフィニア、育てやすく色がきれい


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ペチュニア、ブルースター


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ペチュニア、ミリオンベル


ペチュニア(Petunia、学名:Petunia hybrida )は、
ナス科ペチュニア属、 
アルゼンチン原産の一年草です。
別名ツクバネアサガオとも呼ばれています。

最近は、濃いビビットな花色でじょうぶな、
サフィニア(Surfinia)が、たいへん人気があります。 

主な種類
・ブッシュタイプ こんもりと立ち上がる
・カスケードタイプ ほふく性があり横に広がる

フリルのようなやわらかな花びらで、
小輪系から大輪系、さらに八重咲きのものもあります。
花色は、白、赤、ピンク、紫、黄などの単色のほか、
ふちに色がついたもの、濃淡があるもの、
絞りのもの、ストライプ状など、さまざまです。

ペチュニアは、色彩にととまらず、
草姿にもこだわって、個性的な寄せ植えを
楽しむことができます。
ちょっとしたスペースや、かたわらに置いても、
華やかな気持ちにしてくれるでしょう。

5~7月に苗を入手し、花期は5月~10月ころまでになります。


ペチュニア育て方 栽培方法

・タネまき
タネの発芽適温は、22℃くらいですので、
4月下旬~5月上旬にタネまきします。

細かいタネなので、
鉢や箱などに重ならないバラまき、
発芽したら間引いていき、
本葉が4枚で一度小さなポットに仮植えし、
大きくなったら定植します 。

・苗選び
茎が伸びすぎていなく、
花と葉の色がよい苗を選びます。
下の葉が黄ばんだものは避けましょう。

・植え付け
5~7月ころに植えます。
ポットから抜くときは、
根鉢を崩さないように気を配ります。
鉢花として育てるときは、
4.5~5号鉢に植えます。

鉢底に、軽石またはゴロ土を入れ、
水はけのよい培養土に、
緩効性の化学肥料を混ぜて用います。

プランター植えなら、15~20㎝間隔で植えます。
スタンド鉢や吊り鉢もよいでしょう。
ペチュニアと組み合わせて寄せ植えをするときは、
日当たりや水やりの条件が似た草花と
一緒にするのが安心です。

・ピンチ
株の生育が安定してきたら、
先端を摘み、わき芽をふやします。
ピンチを繰り返して、
ボリュームのある株を育てましょう。

・置き場所
直射日光がよく当たる場所で育てます。
日当たりが悪いと、花のつきが悪くなります。

・水やり
鉢土の表面が十分に乾いてからたっぷりと与えます。
乾かし気味に管理をするのがよいでしょう。

・花がら摘み
付け根の部分から摘み取ります。
こまめに花がらを摘むと、次々と花が咲きます。

・切り戻し
草姿が乱れてきたら、1/3ほどに切り戻し、
株を休ませると新しいつぼみができてきます。

・肥料
元肥に、緩効性の化学肥料を用います。
花が咲いてる間は、月に1回ほどの割合で、
化学肥料を置き肥します。
1週間~10日に1回、規定量よりも薄い液肥を、
水やりがわりに与えてもよいでしょう。

・増やし方
ペチュニアは、切り戻した茎を、
挿し芽にして増やします。
下葉を除き、水揚げをします。
赤玉土などに挿し、半日陰で発根を待ちます。
その後、ポットなどに鉢上げをします。

■参考
挿し木(挿し芽)の方法 わかりやすい画像つき

切り戻した株を、暖かい室内で、
冬を越す事も出来ます。

・病害虫
バイラス病や灰色カビ病には、
早めに殺菌剤を散布します。
連作は出来るだけ避けるようにし、
消毒済みの新しい土を使いましょう。

kurukuru.gifPOINT!
・先端を摘み、わき芽を増やそう
・長雨に弱いので、雨水のあたらないところに
・草姿が乱れてきたら、1/3ほどに切り戻す