トレニア、育て方もやさしく見栄えがする
トレニアの紫系も大人っぽく人気
トレニア(blue wing、学名:torenia)は、
ゴマノハグサ科トレニア属、
熱帯アジア原産の一年草でです。
別名ナツスミレ、ハナウリグサとも呼ばれています。
紫色のスミレに似た形をしています。
たいへん丈夫で育てやすい草花です。
草丈は20~30cmくらい、スミレ色のほかには、
白、ピンク、黄色、紅、の単色から、
茶褐色とのツートンカラーのものまであります。
吊り鉢や大型コンテナなどで、
鉢からあふれるように咲かせると、
花の可憐さが際立ちます。
寄せ植えとしても、たいへん楽しめるでしょう。
タネまきは4月中旬~6月に行い、
7~10月ころまで花が咲きます。
■トレニアの育て方 栽培方法
・タネまき
4月中旬~6月頃が適しています。
平鉢にタネまき用の培養土を入れ、
ばらまきにします。
タネがとても小さいので、流れるのを防ぐために、
底面吸収にしましょう。
明るい日陰におき、発芽を待ちます。
苗が混んできたら、間引きをしながら育てます。
・植え替え
本葉が3~4枚が植え替えのタイミングです。
4.5号鉢を用意し、水はけのよい培養土に、、
緩効性の化学肥料を施し、3本くらい植えます。
プランター植えにする場合は、10㎝間隔に植えます。
いずれも、根を痛めないように気を配ります。
定植の適期は、6~7月中旬が目安です。
・置き場所
日当たりと風通しがよい場所で管理します。
・ピンチ
7~8㎝ほどに育ったら、ピンチをしながら、
わき芽を増やします。
トレニアは、中央の茎が先に伸びる性質があります。
わき芽が伸びた順番に、数回ピンチを繰り返し、
こんもりとした株をつくっていきます。
花がら摘みは、花茎を切るようにすると、
次々と咲きやすくなります。
・水やり
乾燥に弱いので、土が乾いたらたっぷり与えましょう。
夏は午前中または夕方などの、
気温が低い時間帯に、水やりをします。
・肥料
元肥として、緩効性の化学肥料を、
草花用の培養土に混ぜます。
月に1~2回くらい、液肥を与えます。
POINT!
・タネは5月くらいに気温が高くなってからが育てやすい
・根が繊細な性質、傷めないように扱う
・7~8㎝ほどに苗が育ったら、ピンチをしてわき芽を出す