スポンサードリンク

ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の育て方 高温 乾燥を好む

Portulaca oleraceaA.jpg
ポーチュラカ、薄い花びらが美しい


Portulaca oleraceaB.jpg
ポーチュラカ、寄せ植えや群生させてもきれい


ポーチュラカ(Purslane 、
学名:Portulaca oleracea)は、
ハナスベリヒユ科ポーチュラカ属、 
ブラジル原産の多年草です。
別名ハナスベリヒユ とも呼ばれ、
マツバボタンによく似た花が、
多くつく一重咲きです。

マツバボタンは、針のようなとがった葉をつけ、
花びらが多いのが特徴で、一年草です。

ポーチュラカは、花は短命ですが、
次々と色鮮やに毎日咲きます。
タネから育てられ、挿し芽でも簡単に増やせます。
ハンギングやコンテナ植えでも楽しいでしょう。
暑い夏に、彩をくれる貴重な花です。

葉が丸く多肉質で、匍匐性があります。
花色は、白、ピンク、クリーム、黄、オレンジ、赤など、
とても豊富にあります。
いずれも、育て方は同じです。

タネまきは、暖かくなる5月上旬に、
花は6~9月まで楽しめます。


ポーチュラカ育て方 栽培方法

・苗選び
花やつぼみがたくさんついた、
どっしりした感じの株を選びましょう。

・置き場所
よく日が当たる場所に置いて育てます。

・水やり
乾燥を好むので、過湿に注意します。
土が乾いたら、たっぷりと与えてください。

・切り戻し
ポーチュラカの切り戻しは、
6月中旬~8月ころが適しています。
月に1回ほど、株の1/2まで切り戻します。
わき芽が増えて、花をたくさん咲かせることができます。

・増やし方
挿し芽で増やしましょう。
6月中旬~8月ころ、切り戻しと同じ時期に行います。
枝の先端を5cmほど切ったものを、
赤玉土(中)に挿します。
発根したら、3号ポットに鉢上げします。
しっかり根がはったら、定植してもよいでしょう。

鉢植えには、4.5~5号鉢に1株植えます。
吊り鉢やプランターなどには、
15cm間隔がよいでしょう。
いずれも、市販の草花用培養土を用います。

・肥料
ポーチュラカは、少ない肥料でも育ちます。
月に1度、緩効性の化学肥料を置き肥えします。

・冬越し
最低気温が5℃よりも低くならない環境なら、
冬越しができますが、12~13℃が安全です。
秋に花が終わったら、切り戻します。

できるだけ明るい室内に置き、
水は控えて乾燥気味にするとよいでしょう。
春を迎えて、暖かくなってから、水を与えましょう。

・病害虫
アブラムシ対策に、オルトラン粒剤をまきます。

kurukuru.gifPOINT!
・高温でやや乾燥気味の場所で育てる
・最低気温が5℃以上なら、冬越しができる
・6月中旬~8月、株の1/2まで切り戻すとわき芽が出る

>>ポーチュラカのタネと苗を各種見てみる