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ベゴニア センパフローレンスの育て方 高温多湿が苦手

Begonia SemperflorensA.jpg
ベゴニア センパフローレンス、白も清楚できれい


Begonia SemperflorensB.jpg
ベゴニア センパフローレンス、赤、ピンク系は、寄せ植えや花壇に映える


ベゴニアセンパフローレンス、
(bedding begonia、wax begonia、
学名:Begonia Semperflorens)は、
シュウカイドウ科ベゴニア属、 
ブラジル原産の多年草です。
別名四季咲きベゴニアとも呼ばれています。

花が長く咲き、丈夫で育てやすい草花です。

主な種類
・葉の色が緑色
・葉の色が銅色
・一重咲き
・八重咲き

草丈は15~45㎝、花色は赤、ピンク、白などがあり、
葉の色も鮮やかです。
小さな花だけではなく、
5cmもある花径の品種もあります。

センパフローレンスは、屋外でも室内でも、
楽しめる草花です。
プランター植えのほか、
吊り鉢などにも向いています。
花がピークをむかえると、
親しみもわき、和ませてもらえるでしょう。

いずれも、4~5月にタネまきを行い、
4月~10月が開花期となります。


ベゴニアセンパフローレンス育て方 栽培方法

・タネまき
夏に花を咲かせるには、4~5月ころ、
平鉢に培養土を入れて、ばらまきします。
タネは細かいので、底面吸水にします。

半日蔭で管理をしながら、
間引きを繰り返して育てます。

・植え替え
本葉が2~3枚ころ、3号ポットに植え替えます。
葉と葉がふれあうくらいの、
大きさになったころが目安です。

・定植
本葉10枚ころに育ったら、
4.5~5号鉢に植えつけます。
プランターには、10~15㎝間隔に植えましょう。
元肥として、培養土に緩効性の、
化学肥料を施します。

・切り戻し
センパフローレンスの花茎がのびてきたら、
丸くなるように切り戻しましょう。

棒のようになった株も、
葉を1~2枚残して切り戻し、わき芽を出させて、
さらに、わき芽の上で切るとよいでしょう。
7~8月ころに行います。

・水やり
土の表面が乾いてから与えます。
夏は朝夕の涼しい時間に、
冬は暖かい午前中に与えます。

・肥料
元肥として、緩効性の化学肥料を与えます。
月に1回ほど、化成肥料の置き肥か液肥を追肥します。
梅雨の時期には、カリ成分が多い肥料がよいでしょう。

・増やし方
数年経った株は、切り戻すより、
挿し芽で株を更新しましょう。
茎を6~7㎝切り、花と下葉を落として、
20~30分ほど水揚げします。

赤玉土または鹿沼土に挿します。
発根したら、3号ポットに植え替え、
ピンチをしてわき芽を増やしながら育てます。

・病害虫
ベゴニアセンパフローレンスは、高温多湿による蒸れで、
病気が出ることがあります。
うどんこ病や灰色カビ病を見つけたら、
病気になっている部分から上をすべて取り除き、

ベンレートなどの殺菌剤で対応します。
あらかじめ、シーズン前に予防として、
薬剤散布もよいでしょう。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりがよく風通しの良い場所に置く
・7~8月ころ、葉を1~2枚残して切り戻し、わき芽を出させる
・高温多湿が苦手、株間を多くとって