センニチコウ、キュートな容姿が人気
センニチコウ、切花、ドライフラワーとしても楽しめる
センニチコウ=千日紅(bachelor's button、globe amaranth、
学名:Gomphrena globosa)は、ヒユ科センニチコウ属、
熱帯アメリカが原産の一年草です。
別名センニチソウ、センニチボウズゴンブレナ
などとも呼ばれています。
丸い花穂がとてもキュートな花です。
寄せ植えにもよく使われ、ドライフラワーとしても、
美しく長く楽しめます。
比較的丈夫で、簡単に育てることができます。
花言葉は、「変わらぬ愛」「いつも新鮮な」などがあります。
主な用途
・花壇
・コンテナ植え
・プランター植え
・切り花
・鉢植え
・ドライフラワー
草丈は20~60cmほどで、花径は2~4cmと、
品種によってさまざまあります。
主な花色は、白、ピンク、紫紅、などがあります。
センニチコウは寄せ植えのアイテムとして、
存在感もあり、一緒に植えた花たちの、
美しさをさらに引き立ててくれます。
センニチコウでドライフラワーを作るには、
7分咲きの花のついた枝を切り、
風通しがよいところに吊るします。
自然に乾かしても、形が美しいままに仕上がります。
日光を避ければ、1~2年は色はあせないでしょう。
葉は枯れ落ちるので、花のみで楽しみます。
いずれも、3~4月のタネまきで、
6~10月に花を咲かせることができます。
■センニチコウの育て方 栽培方法
・タネまき
3~4月がタネまきの適期です。
砂と一緒に手でもみ合わせて、
綿毛を取り除いてからまきます。
3号ポットに2~3粒くらいまき、
薄めにを覆土します。
・定植
根がよくはり、株が大きくなってくる、
5~6月半ばに行います。
鉢植えなら、4.5~5号鉢に、
もしくは60cmのプランターなら、
15~20cm間隔に植えましょう。
草花用の培養土に緩効性の化学肥料を、
施して植えます。
・置き場所
日当たりのよい場所で育てましょう。
・水やり
鉢土の表面が白く乾いてから、
たっぷりと与えます。
センニチコウは、
多湿にならないように気を付けます。
・切り戻し
6~10月の花が咲いている時期に切り戻します。
新しい芽が伸びて、花が多く咲きます。
切り戻す時は、わき芽を残すようにします。
・採種
タネをとる場合は、花が終わってから、
元気なものを2~3株だけ、残しておきます。
黄色っぱく色が変わってきたら、
切り取って乾燥させます。
・肥料
植え替えの時、元肥としてマグアンプKなどの、
緩効性化学肥料を施して植えましょう。
・病害虫
ダイセンなどの殺菌剤で防除します。
多湿にならないように、気を配ります。
POINT!
・日当たりで排水性の良い場所を好む
・花が咲いている時期に切り戻すと次の花が咲く
・ドライフラワーできれいな花を楽しめる