エリカの花、青空に映える
エリカは南ヨーロッパおよび、
アフリカが原産の常緑低木です。
冬から早春にかけて、小さな花をたくさんつけて、
和ませてくれます。
数百もの品種がありますが、
日本の気候にはなじめないようです。
とくに夏越しでつまづく事が多いようです。
本来はじょうぶで育てやすいので、
夏と冬の過ごし方がポイントになるでしょう。
■エリカの花が落ちてしまう理由は?
1.水切れを起こした
エリカは、開化中に水を切らすと、
花が落ちることがあります。
鉢土の表土が乾燥したころ、
たっぷりと水やりをします。
受け皿にたまった水は即刻捨てましょう。
根が細かく乾燥にはひじょうに弱いので、
用土の状態には注意します。
2.暖房のきいた室内に置いた
エリカは寒くなったら風の当たらない、
室内の窓辺で管理をします。
秋から春にかけての生育期は、
日光にもよく当てたいのですが、
室内の湿度が足りないと、
弱ってしまう事があります。
状況に応じて霧吹きなどを使って葉水を与えて、
乾燥を防ぐとよいでしょう。
3.根腐れや排水不良
エリカは水はけのよく通気性のある環境下で、
管理をするとよく育ちます。
用土が過湿ぎみになると、
株があっというまに弱ってしまうので、
適湿を保つようにしましょう。
根の生育が活発なので、根詰まりを起こしやすく、
店頭に並んでいるときには、
根鉢がまわっていることも多いです。
エリカの植え替えの適期は4月ころです。
毎年植え替えをし、
鉢の中が蒸れないように気を配ります。