咲くとまわりがぱっと明るくなります
ハイビスカスの開花期は長く、5月上旬~10月まで楽しめます。
1つ1つの花のインパクトもある花木ですので、
鉢植え、地植えともに、庭や部屋を彩り良くコーディネートできます。
ハイビスカスは、4月~11月上旬頃まで屋外で管理します。
耐寒性の弱い植物ですので、日当たりが必要不可欠です。
きちんと、年間を通じて日光に当ててあげることによって、
開花期にボリュームのある花を咲かせます。
フヨウの仲間だとわかりますね
■ハイビスカス 咲かない理由は?
1.日照不足
室内や日陰で栽培していて、
つぼみが落ちて咲かない原因は、日照不足です。
日光に当たる時間が少ないと、ハイビスカスはすぐにつぼみが落ち、
葉は黄色く変色して枯れてしまう場合もあります。
こうなってしまう前に、屋外の半日陰に、2、3日置いた後、
日当たりの良い場所で管理すると元気を取り戻します。
2.水切れ
屋外でつぼみが落ちた場合は、水切れが原因のことが多いです。
ハイビスカスは、日光を好む分、水分も必要とします。
真夏の鉢植えなどは、朝夕2回の水やりを行ってください。
3.根詰まり
鉢植えの場合に気をつけたいのが根詰まりです。
生育が早い植物なので、すぐに根詰まりして生長が鈍り、
つぼみが落ちたり、花付きが悪くなります。
1~2年ごとに、春から秋に植え替えを行います。
◎つぼみが落ちたハイビスカスは?
ハイビスカスの剪定の時期は、4月か10月が適期です。
しかし、夏の7月下旬までにつぼみの落ちたものは、
その枝を2/3以上残して切戻しをして、
緩効性化成肥料を与えてみてください。
こうすると、初秋にまた開花が見られるようになります。
ただし、8月以降に切り戻しを行うと、
翌年の開花期を迎えるまで、開花しなくなります。
早い時期の弱剪定を心がけます。
◎花が少なくなってきた時は?
長期間開花するはずのハイビスカスが、
夏頃、花が少なくなってしまった場合は、
肥料切れや、水不足が考えられます。
5月~10月頃までに掛けて、
しっかりと、緩効性化成肥料が効くように、
また、土の表面が乾いた時にはたっぷりと水を与えることが、
ハイビスカスの花を長く楽しむ最大のコツです。