暖かい場所なら冬の開花も C)ハマのGG
ミントブッシュ(Mint Bush)は、オーストラリアでも、
特に温暖な気候の地域が原産です。
なので防寒対策を行わないと、
無事に冬越しすることができません。
ミントブッシュの耐寒温度は、
だいたいマイナス5度前後までと言われています。
関東でも、深夜や早朝などの時間も含めると、
そのくらいの気温になることもあります。
地域差はありますが、来たる冬への対策を行いましょう。
■ミントブッシュ 冬越し
1.寒い地域での管理方法
12月くらいまでには、室内に取り込むようにしたいものです。
特に這うタイプ(匍匐性)のミントブッシュは、
耐寒性が弱いので、早めに取り込むようにします。
室内で管理する時の置き場所は、日当たりの良い窓辺が理想です。
ただし、昼夜の温度差が激しくなるところや、
暖房が直接当たるようなところは避けましょう。
這うタイプのミントブッシュは、冬越しで家に入れることも考え、
移動できるコンテナ栽培やハンギングバスケットで育てるのがおすすめです。
2.暖かい地域での管理方法
地植えにしたままでも、ビニールの霜避けや、わらや腐葉土、
バークチップのマルチングを行えば、冬越しができます。
鉢植えの場合も、霜や北風のないところに置けば冬を越せます。
3.冬のミントブッシュの管理方法
気温が下がると、ミントブッシュは生育が一旦止まります。
休眠しているようになるので、生育期よりは水も肥料もいりません。
水の与えすぎや、肥料の与えすぎはかえって生育を阻害するので、
乾かし気味に育て、液体肥料なども与えないようにします。
ただし、加温して育てる場合は、
気温が下がらない限り、ミントブッシュの生育は止まりませんので、
水やりも、肥料も通常通り与えます。