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カラーの育て方 栽培方法 新しい用土で元気に栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
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カラー、スタンダードな白

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カラー、人気のピンク

CallaC.jpg
コンテナや庭植えに映えるイエロー


カラー(Calla、学名:Zantedeschia)は、
サトイモ科オランダカイウ属またはサンテデスキア属、
南アフリカ原産地の多年草です。

別名カラーリリー、オランダカイウ、
アエティオピカなどとも呼ばれます。 
観葉植物としても人気があります。


主な種類
・湿地性種 アエティオピカ
ワサビのような根茎、
一般に出回っている種類です。
・畑地性種 エリオッティアナ レーマニー
イモのような塊茎、
乾燥に弱いので注意します。

カラーは襟(カラー)のように見える仏炎苞が特徴で、
花そのものは、真ん中の雄花と雌花がついた肉穂花序です。
花色は、白が代表的ですが、黄、緑、赤、紫、ピンク、オレンジなどがあります。

草丈は60cmくらいの矮性種から1mを超す高性種まであります。
高性種は、高級切り花や生け花としても人気があります。

カラーは、凛とした美しさを誇り、
上品な香りに喜びを体感できます。

植えつけはは1月~3月頃、花は5月~8月頃咲きます。


カラー育て方 栽培方法

・植え付け
3月~4月頃が適期です。
平鉢に球根を半分ほど埋まるように、
浅めに植えつけましょう。
発根したら、鉢やプランターに植え替えます。

・定植
鉢植えにするには、6号鉢に1~3球、
プランター植えには、15~20cm間隔に3球植えます。
いずれも、保水性の高い用土に、
緩効性の化学肥料を混ぜたものに植えます。
赤玉土(小)・腐葉土を6:4の割合で、
配合した土でもよいでしょう。

湿地性種のカラーは、受け皿に水をはり、
乾燥を防ぎまましょう。

・置き場所
日当たりの良い場所で育てます。
花が咲いたら、半日蔭に移します。

・水やり
湿地性は、受け皿に水を張ります。
畑地性は、株元から水を与えますが、
葉にかからないように気を配ります。

・肥料
元肥として、植えつけの時に、
緩効性の化学肥料をまぜます。

・掘り上げ
カラーは、2~3年は植えたままでもよいです。
出来れば、花が終わって葉が黄色く枯れてきたころ、
掘り上げます。
葉を束ねてつるして乾燥させたあと、
箱などに入れて保管します。
畑地性種は、秋に掘り上げて、冬越しさせます。

・病害虫
軟腐病にかかったら、薬剤散布で対応します。
春に新しい用土に植え替えることで、
軟腐病の予防が出来ます。

kurukuru.gifPOINT!
・湿地性と畑地性のカラーでは、育て方が異なります
・冬の凍るような寒さでは、球根が枯死するので防寒対策を
・球根が腐りやすいので、新しい土に植え消毒します