アゲラタム、愛らしい花が次々に咲く
アゲラタム、初夏の庭にも
アゲラタム、パープル系も美しい
アゲタラム(Ageratum、Floss flower、 学名:Ageratum)は、
キク科カッコウアザミ属、ペルー、メキシコ原産の草花です。
別名カッコウアザミと呼ばれています。
花言葉は「幸せを」「信頼」「安楽」。
開花期が長く、新しい花が次々と咲きます。
切り花もたいへん人気があります。
鉢花や苗は、春から夏にかけて売られています。
・主な種類
・矮性種
草丈は15cm~20cm、
ブルーハワイ、ホワイトハワイ、ババリア、
鉢植え、プランター植えに最適です。
・切り花用
草丈は70cmくらいになります。
現在は、オオカッコウアザミが主流です。
茎は分枝し、丸い葉をつけます。
1cmくらいの小さな花をたくさんつけ、
薄い青紫のほか、白やうすい桃色や、
濃い紅色など、さまざまな色が楽しめます。
アゲラタムは、いつまでも色あせない花です。
傍らにあると心安らぐ花となってくれるでしょう。
5~10月頃まで次々と新しい花が咲きます。
■アゲタラムの育て方 栽培方法
・タネまき
4~5月が適期です。
平鉢にタネまき用の土をいれます。
水は上からではなく、
底面から吸収させます。
・植え替え
本葉2~3枚が植え替え時です。
3号ポットに、草花用の培養土に、
緩効性の化学肥料を混ぜます。
赤玉土(小)、腐葉土、バーミキュライトを、
6:3:1の割合で配合した土もよいでしょう。
水の与えすぎと肥料が多すぎると、
葉と茎ばかりが茂ります。
・定植
ポットの根がびっしりになったら、
4.5~5号鉢、またはプランターに、
10~20cm間隔に植えましょう。
・置き場所
日当たりがよい場所に置きます。
真夏は半日陰の風通しの良い場所に移動します。
・水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
・ピンチ
草丈が10cmになったら先端を摘み、
わき芽をのばしながら、
大きな株に育てていきます。
・肥料
植え替えの時に元肥として
緩効性の化学肥料を混ぜます。
花が咲いたら、月に1~2回ほど
液肥を与えます。
・増やし方
挿し芽で増やせます。
7~8月頃、茎を5~6cmに切り取り、
下の葉を落とします。
赤玉土に挿し、根が出たら、
3号ポットに植え替えます。
株が大きくなったころ、定植します。
ひと回り大きな鉢やプランターに
植えます。
・病害虫
アブラムシの防除には
オルトラン粒剤をまきます。
POINT!
・ピンチしてわき芽を伸ばそう
・高温多湿で株が弱るので夏は暑さを避ける
・肥料と水をやり過ぎると葉と茎ばかりが茂る