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トケイソウの育て方|生育中はつるを剪定せず栽培

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トケイソウ、まさに時計のよう


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トケイソウの赤系統も愛らしい


トケイソウ(Passion Flower、
学名:Passiflora Caerulea )は、
トケイソウ科トケイソウ属、
中央アメリカ、南アメリカ、オーストラリア各地の、
熱帯および亜熱帯地域が原産の、
半耐寒性つる性常緑木本です。
別名クダモノトケイソウ、ベニバナトケイソウ、
パッションフラワー、などとも呼ばれています。

主な種類・アメジスト
・クリアスカイ
・ピレシー
・キトリナ

草丈は3m以上にのび、
鉢花では、あんどん仕立てのものが、よく流通します。
アナログの時計を思わせる、花形をしています。
花色は、白、ピンク、赤、紫、黄などがあり、
青が入るものもあり、色彩が鮮やかです。

つる性でよく伸びることから、
花が長く咲き続ける、グリーンカーテンにしてもすてきです。
鉢花だけでなく、花壇に植えて、
アプローチを、おしゃれに飾る楽しみもあるでしょう。
花を観賞するほか、果物できる品種もありますので、
楽しい夏になりそうです。
>>パッションフルーツの育て方

苗の植え付けは4~6月に、開花は7~9月です。


トケイソウ育て方 栽培方法

・苗選び
葉色がよく、つるが太くて、
株元が、ぐらついてないものがよいでしょう。

・定植
苗を求めたら、4~6月のあいだに、植えましょう。
カウレアが、トケイソウの中では、耐寒性が高いので、
暖地では、庭植えでもよいです。

冷たい風のあたらないところで、
冬の防寒ができれば、屋外でも冬越しできます。

庭植えにするときは、有機物を元肥として、
ほどこしたのちに、植えるのがよいです。
浅めに植えて、水はけのよい環境にしましょう。

・置き場所
4~10月には、日当たりが良好で、
風通しもよい場所で、栽培します。
夏は明るめの日陰に、移動した方が安心です。
11月からは、剪定を済ませてから、
室内の窓辺で、管理しましょう。

・水やり
春から秋には、
用土の表面が乾いてから、水をあげます。
冬は乾かし気味でよいです。
過湿による、立ち枯れ病には気を付けます。

・肥料
4~10月には、緩効性の肥料や、
有機質の肥料など、定期的に施しましょう。

・植え替え
植え付け時と同じ時期の、4~6月に作業を行います。
株を長持ちさせるためにも、
1~2年ごとの植え替えを、おすすめします。
水はけにすぐれた用土を用います。
赤玉土(小)・腐葉土の配合比率が、7:3などでもよいです。

・切り戻し
トケイソウの剪定は、4月が適期となります。
11月に入るころにも、伸びたつるを切り戻します。

・増やし方
5~7月に挿し木で、増やしてみましょう。
2芽くらいついた状態の枝を用意し、
清潔な土に刺すと、比較的簡単に発根します。

・病害虫
アブラムシには、オルトラン粒剤などを使い、
枝が、混みあわないようにし、
風通しが、よくない環境を避けます。

kurukuru.gifPOINT!
・5~9月はつるの誘引を行う
・生育中はつるが伸びても強く切らないようにする
・日なたで育て過湿や蒸れに注意をする

>>トケイソウの苗を見てみる