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カロライナジャスミンの育て方|根詰まりに注意して栽培

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カロライナジャスミン、愛らしい花のかたち


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カロライナジャスミン、二重咲きより一重のほうが芳香が強い


カロライナジャスミン(学名:Gelsemium sempervirens)は、
マチン科ゲルセミウム属の常緑蔓性低木です。
北アメリカ南部の生まれで、
サウス・カロライナ州の州花です。

イエロージャスミン、トランペットフラワーとも呼ばれます。
生育が早くつるを伸ばし、黄色いラッパのような花を、
たくさんつけ、花にはジャスミンのような香りがありますが、
正確には、ジャスミンの仲間ではありません。

カロライナジャスミンは常緑のつる性植物で、
フェンスなどに絡ませたり行灯づくりなどに適しています。

カロライナジャスミンは3月~5月、開花します。
とてもじょうぶで育てやすく、
剪定、誘引などの世話をすると、
樹形も花も楽しめます。


カロライナジャスミン育て方 栽培方法

・置き場所
日当たりが良く、風通しの良い場所で栽培します。
春から秋にかけては屋外で育てますが、
寒冷地で霜の当たる場所では、屋内に移動します。

プランター栽培では、生長が早い植物ですので、
株間は30cm以上くらい間隔が良いです。

・用土
とくに選びませんが、堆肥や腐葉土が入った、
水はけと水もちの良い土を好みます。
鉢植えにする場合は培養土に、
2割程度、腐葉土を混ぜた土を用います。

・水やり
鉢やプランターの表面が乾いたら、
たっぷりと水を与えてください。

とくに春の開花と夏の花芽分化する季節は、
水切れしたり乾かしすぎないように水やりをします。

地植えのカロライナジャスミンは、
一度根付けば雨のみで育つので水やりは必要ありません。
乾燥する日が続いた場合は、あげてください。
冬の間は、乾かし気味に育てます。

・ピンチ(摘心)
花後の6~7月に、つるを切り戻して整理します。
先端の芽を摘むピンチ(摘心)を行い、
わき芽と花数を増やしましょう。

冬越し前につる切り戻すと、
花芽を切ることになるので注意してください。

・植え替え
花後の6月中旬~7月中旬に行います。
花が終わった株を3分の1ぐらいに切り詰めます。

株を鉢から抜いて、根に付いた土を崩し古土を落とします。
長い根は3分の1ぐらいに切り詰めて整えます。
水はけのよい培養土に緩効性化成肥料を混ぜ、
同一か、一回り大きな鉢に植え替えます。

・挿し木
6~7月に、伸びた新らしい枝を、
10~15cmの長さに切り、挿し穂をつくります。

しばらくコップの水につけて水揚げし、
赤玉土か鹿沼土に挿し、日陰に置いて管理します。

発根したら赤玉土(小)7:腐葉土3に、
緩効性化成肥料を3g/L混ぜた土で、
3~4号ポットに植え替えます。
その後は生長に従って、
大きな鉢に植え替えていきましょう。

・施肥
2月頃に有機質肥料を与え、
花後と花芽が分化した後の秋に、
化成肥料を施します。

春と秋に、それぞれ1回ずつ、
緩効性化成肥料を置き肥として与えます。

・病虫害
ハダニやカイガラムシが発生しやすいので、
薬剤を規定量散布します。

kurukuru.gifPOINT!
・日当たりが良く、風通しの良い場所を好む
・春から夏の水やりはとても大切
・元気がないときは根詰まりの可能性が

>>カロライナジャスミンの苗を見てみる