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ツツジ類の栽培 剪定で良い花を

  • 投稿日:
  • by flower777
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ツツジが満開の季節は嬉しい


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ツツジには、愛らしい模様が入るのも楽しみ


ツツジはツツジ属の植物の総称です。
ツツジ類には常緑性と落葉性があり、
種類も花色も多岐にわたっています。

一般的な開花時期は3~4月頃ですが、
5~6月に花が咲くサツキも、実はツツジの仲間です。

ツツジは花の咲く期間が長く、次々に花が咲き続けます。
花がらをこまめに取り、タネをつけないように栽培すると、
木が弱らず、花を長く楽しむことができます。

鉢植えにはクルメツツジ、ドウダンツツジ、ヤマツツジなどが向いています。


ツツジ類の栽培 剪定

・苗選び
枝葉が良く伸び、下のほうにも枝葉があるものを選びます。
ツツジ類は花色が多彩なので、
花の咲いている時期に気に入った品種を購入し、
好みの花色を栽培しましょう。

植え付けは、通気性のある素焼き鉢に行います。
土をしっかり入れ、ぐらつく株はヒモで固定しましょう。
鹿沼土7:ピートモス3の割合の土が最適です。
植えつけたら、水やりをたっぷりしましょう。

・置き場所
ツツジ類は日当たりを好みますが、
強い直射日光は葉焼けを起こすので、
木漏れ日が差す場所におきます。

室内で育てる場合は、
レースのカーテン越しの光が当たる場所に置きます。
花が咲き終わったら、ベランダなどに置き、
地面に直置きしないようにします。

・水やり
土が乾いたらたっぷり水を与えます。
真夏は、1日2回、朝夕与えます。

・剪定
花が終わったら、丸く刈り込みます。
更に翌年の3月になったら、
形を整える程度に、徒長枝を剪定します。

つつじの花芽は7~8月頃、
新しく伸びた枝の先にできるので、
遅くても7月下旬までには剪定をすると、
翌年、良い花が咲きます。

・植え替え
花が咲き終わった後、根が鉢いっぱいに張っているなら、
植え替えを行います。
古土を1/3ほど落とし、根も少し切ります。

水はけの良い酸性土を好むので、
培養土に緩効性化成肥料を混ぜた新しい土で、
一回り大きな鉢に植え替えます。

・挿し木
6月前後に新枝を10cmの長さに切り、
下葉を取り除いてしばらく水揚げをしたら、鹿沼土に挿します。
1~2ヶ月で根が出るので、鉢上げします。

・施肥
元肥のほかに、2ヶ月に1度程度、
緩効性化成肥料を株元に置き肥にします。

・病虫害
グンバイムシやアブラムシがついたら、
スミチオンの1000倍液を定期的に散布して防除します。

kurukuru.gifPOINT!
・花の咲いている時期に気に入った品種を購入しよう!
・木漏れ日が差すくらいの場所を好む
・7月下旬までには剪定をすると、翌年良い花が咲く

>>ツツジの苗を各種見てみる