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ボタンの育て方|風通しがよく半日陰の環境で栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
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ボタン、庭をぱっと明るい雰囲気にしてくれます


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ボタン、ボリュームがあり豪華です


科名:ボタン科
形態:落葉低木
英名:Peony
学名:Paeonia suffruticosa
原産:中国
開花:1月~2月 4月中旬~5月中旬

「ボタン」という名の由来は、中国から渡来した花木で、
漢語「牡丹」の音読みからきた説と、
ギリシャ語「植物」の意味「Botane」の音からきた説がありますが、
どれが本当かよくわかっていません。

原産地の中国や日本はもちろんのこと
欧米でも人気が高く、セイヨウボタンと
呼ばれている品種群もあります。

・品種
ボタンは奈良時代に中国から持ち込まれ、
品種改良も盛んに行われ、園芸品種は多く存在します。

大きさは巨大輪から小輪までそろっており、
花の色はピンク、赤、白、黄色、絞り模様が入るものなど、
花弁は一重、八重はもちろん、千重、万重など
ボリュームがある花姿を楽しむことができます。


ボタン育て方 栽培方法

・苗選び
春に花が咲いている鉢植え、秋に接ぎ木苗が売られるので、
品種を確認し特徴などをチェックしながら購入します。

・植え付け
ボタンの植え付けは秋のお彼岸から11月上旬が適しています。
日当たりがよく、水はけのよい広い場所に植えます。
風通しがよく、午後からの日射しを避けることが
出来る場所だとなお理想的です。

根がよく広がるよう大きめに穴を掘り、堆肥を入れ、
接ぎ口を5cmほど埋めるように高植えにします。

たくさん水やりをし、堆肥やワラを敷き、乾燥から守ります。

・剪定
新しい枝は切れないので、寒さが厳しくない
11月~12月、2月ごろに花芽の上で切り詰めます。

背が高すぎた場合は、古い枝にある芽の上で
切り詰めて樹形を低くまとめます。

・増やし方
ボタンは接ぎ木で9月上旬~9月中旬に増やします。
台木はシャクヤクの根を使い、
穂木はその年に伸びた枝を10cmぐらいの長さに
切り取って使用します。

・施肥
花のためには2月の寒肥が大切です。
鶏のふんと堆肥をまぜ、根元にばらまきます。

また開花後、8月下旬~9月上旬に
骨粉と油かすを同じ量まぜたものか
粒状化成肥料を3握りほど根元にまきます。

・病虫害
地面近くに発生する白絹病は、
株を抜いて焼却処分にしないと被害が広まってしまいます。

土にも殺虫剤を撒き、花が終わった後と生長期は、
定期的に殺虫剤をまきます。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・夏は西日をさけて、乾燥しない場所に植えつけます。
・日当たりが悪いと花が咲かないので、半日陰の場所に植えます。
・花が終わったらすぐ花からをつみ、木が疲れないようにします。