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バラの栽培のコツ|初心者でもりっぱに♪

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科名:バラ科
形態:落葉低木
英名:Rose
学名:Rosa
原産:北半球の温帯~亜寒帯
開花:5月中旬~7月中旬、9月~10月

バラ(薔薇)という名前の由来は、
「茨・荊・棘(いばら)」の「い」が抜けた
言葉からという説があります。
バラは西洋バラを指すことが多くなりました。

バラは華やかな風貌、香りも高く
日本はもちろん、世界の人々に愛されている花木です。
最近はガーデニングが流行り
さらに愛好家が増え、親しまれています。

・品種
バラの自生種は100種類以上ほどあり、
園芸品種は数え切れない位たくさんあります。

日本の自生種サンショウバラ、イノバラは
優れた交配親として重要な種類です。

一輪咲きが多いオールドローズ、
四季咲き性のモダンローズが代表的な園芸種です。

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バラの花は魅惑的


バラ育て方 栽培方法

・苗選び
秋の大苗で品種が間違いなく判明出来るものを入手します。
バラ園芸のプロが1年ほどかけて育てた苗なので
根や接ぎ口がしっかりしています。

・植え付け
大苗はバラが休眠期に入り、
栄養が蓄えられている12月中旬~2月、
日当たりと風通しの良い場所に植えつけます。

作業前に苗木の根を水につけ、
接ぎ口のテープをはずしておきます。

株と株の1mぐらい間をあけて大きめの穴を掘り、
堆肥や牛分を多く入れます。
水はけがよくなるよう高植えにして、
接ぎ口が地表に少し出るように注意します。

植え付けた後はバケツで水をたくさん与え、
根と土が早くなじむようにします。
水で土が凹んだ後はさらに土をかぶせ、
支柱とラベルを立てるようにします。

・剪定
バラは芽が出てくる前の年末~1月までに
樹形を整えるような強剪定は済ませておきます。
樹高は3分の1~半分をめどに切り詰めます。

5月~10月は開花枝を切り詰める弱剪定を
2、3回繰り返します。すると新しい枝から花芽が出て
開花を楽しむことが可能です。

・増やし方
挿し木、接ぎ木、実生で増やせますが、
バラで一般的な方法は接ぎ木です。
接ぎ木を行う場合は、2月~3月に行います。

台木の根を洗う時に、枯れたものがついていないか、
そして病気になっていないかを確かめます。

穂木はふたつぐらい芽が出ている7cm位の物を用意し、
台木に挿しこんだ後、接ぎ木テープを巻いて
水が入らないように注意します。

根は水を湿らせたミズゴケを巻きつけ、
ビニール袋をかぶせて乾燥を防ぎます。

・施肥
バラの花が落ちる12月下旬~2月ごろに、
骨粉、堆肥、苔土石灰を与えます。
牛ふんを株元に巻くと、乾燥防止が可能です。

また1~2月と花が終わった6月下旬、8月下旬に
骨粉と油かすを同量まぜたもの、あるいは
粒状化成肥料を3握りほど株元にまきます。

・病虫害
ハダニ、アブラムシ、うどんこ病、黒点病など
4月~10月の生長期には多く発生します。
殺虫・殺菌剤を2~3週間おきに種類を変えて
虫がつかないよう予防します。

また葉が落ちた12月~2月上旬に2回ぐらい、
15~20倍の石灰硫黄合剤とマシン油乳剤を
まくと効果が上がります。

kurukuru.gif育て方のポイント!
・葉をよく茂らせ、健全な株を作ると花を充分に楽しめます。
・花が咲き終わったら、早めに花がらつみを行います。
・日当たりがよく、風通しののよい場所に植えます。