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センリョウの実がつかない理由

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縁起の良い木なので大切に育てたいです


センリョウはセンリョウ科センリョウ属の常緑低木です。
原産地は日本です。琉球諸島から台湾、
マレーシアなどにかけて広く分布しています。

小さい赤い実をつける外観はマンリョウとよく似ています。
しかしマンリョウはヤブコウジ科で違う種類です。

センリョウはマンリョウよりも寒さに弱い花木です。
庭植えは東京以西の暖かい地方での栽培がむいています。 

縁起木としてお正月飾りには欠かせない花木です。
変種の黄色い実がなるキミノセンリョウも人気が高いです。


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寒さに意外と弱いです


■センリョウの実がつかない理由と対策

1.センリョウは寒さに弱いです
センリョウは本州の中部地方から以西、台湾、中国南部と
暖かい地域に自生している植物です。

よって寒さ特に冷たい風を嫌います。
風が当たる場所では木の上部が枯れ込んでしまうケースがあります。
ひどい場合は下部まで枯れてしまいます。

地上部が枯れても株元の根が生きている場合は、
春になると新芽を出し、元の状態に戻ったように見えます。

しかし地上部が枯れ込んでしまうと花芽がついた枝も
当然枯れてしまうので、花も実もつきません。


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黄実千両


2.センリョウの寒さ対策は?
地上部を枯らさないためには、冬に寒さ対策を行います。
東京近辺の気候の場合は、ブロック塀のわきや常緑樹の下などに植えると、
直接寒風が当たらなくて済みます。

少し寒い地域では、北側から風よけ、霜よけをさしかけるようにします。
もっと寒い地方では鉢植えで鑑賞することをおすすめします。

>>センリョウのわかりやすい育て方はこちらです