アイリス、風情がある
ジャーマンアイリス、色が多彩
球根アイリス(Iris、学名:Iris reticulata)は、
アヤメ科アヤメ属、南ヨーロッパおよび地中海沿岸が、
原産の草花です。
別名イリスとも呼ばれています。
アヤメやハナショウブと類似してます。
ヨーロッパで改良されたもので、
球根で増えるタイプです。
主な種類
・ダッチアイリス
・イングリッシュアイリス
・スパニッシュアイリス
・レチキュラータ系
・ジュノーアイリス
草丈は矮性種で15cmくらい、切り花向けのもので
60cmくらいあります。
花色は、紫のほか薄紫、黄色、白系などさまざまで、
花が長持ちするので、いろんな用途で活躍します。
いずれも、9月中旬~11月の植え付けとし、
翌年の4~6月ころ花が咲きます。
■アイリスの育て方 栽培方法
・球根選び
もぎ口がコルク状になってるのがよく、
発根する部分にカビが生えてないか、
観察してから、よい球根を選びましょう。
・植え付け
球根アイリスを鉢植えにする場合は、
深さのある6号鉢に5球ずつ植えるとよいでしょう。
プランターで育てる場合は、
10~15cmくらいの間隔にします。
植え付けの深さは、5~7cmにします。
覆土として、さらに2cmほど土をかけます。
いずれも、水はけのよい草花用培養土、
もしくは赤玉土(小)7:腐葉土3の割合で、
配合した土を用います。
・置き場所
日光がよく当たるところがよいでしょう。
・水やり
土が乾いたら与えます。
球根アイリスには、冬も水やりを続けましょう。
・開花中の管理
花がしおれたら、花首をもぎます。
2番花が終わったら、
早めに花首を、
折り取るのがよいでしょう。
・肥料
球根アイリスの芽が出てきてから、
緩効性の化学肥料を置き肥します。
開花の前後の肥料切れに、気を配りましょう。
窒素系の肥料は控え、カリ系の成分の配合が、
多い肥料を施します。
・増やし方
5月中旬~7月中旬頃、掘り上げます。
母球に3~個ほどの子球が出来ていますので、
これを使って増やします。
地植えまたはポットに植えて、肥料を施しながら、
球根を大きく育てます。
・病害虫
白絹病や、モザイク病を見つけたら、
すぐに抜き取って処分しましょう。
POINT!
・深さのある鉢が育てやすい
・乾燥気味に管理するが冬も水をきらさない